ipadをかったので、電子書籍のソフトをインストールして、芥川龍之介の地獄変を読んだ。芥川龍之介の小説は故事等の短編ではあるが、人間臭さにあふれている。他の生命をいただかなければ生き続けることができない人の業を感じる。人間のエゴがあからさまに描かれている。ニューミュージックのようなきれいごとはすべて吹っ飛んでしまう。生き様ってのはブルースなんだなって感じる。黒人が毎日の生活苦から吐きだした歌。芥川龍之介に感じたよ。やはり芥川賞は人間の生き様をありありと描かなければならないんだね。