太宰治の短編の一節、冒頭に死のうと思っていた。正月に着物を一反もらった。お年玉としてである。生地は鼠色麻である。夏物である。夏まで生きることにした。辛いことがあり自殺を考えたが、とどまっている人はこれの繰り返しなんじゃないかと思う。私も高次脳機能障害になり不自由な思いをすると、考える。娘の大学の合格を聞いた。専門的な分野だから、卒業してそれをいかすのを見たくなった。高校卒業となると成人式も見たくなる。成人式見たら、多分花嫁姿見たいし、孫も見たくなる。50になるが、私には夢がある。最近読解力不足がニュースでさけばれる。私は国語が苦手だった。こういう国語の授業を受けたかったというのがある。そのために定期的に絵本の読み聞かせ会を行う絵本カフェを開きたい。そのためには通信教育になるけど、カフェ資格や司書の勉強もしたい。研究したいことに近代日本文学と外国人労働者の社会保障もある。欲張りだから、まだまだ死ねないようである。