1984年のロサンゼルスオリンピックで山下泰裕選手が金メダルを取った際決勝戦でエジプトのラシュワン選手決勝戦で山下選手の痛めていた足を攻めず負けた。スポーツにおいて敵の弱点をつくのは鉄則である。そこを攻めないのは逆に相手に失礼である。日本はまだ歪んだフェアプレーにこだわっている。話はとんで江戸初期の剣術士の話になるが、宮本武蔵は何故強かったのか逃げ足が速かったからと言われている。そんなに美談ではないのである。日本人の考え方としてスポーツも最小限ので最高の結果を求めようと希望的観測をめぐらせている。いまだに太平洋戦争の時と基本的な人の考え方が変わらないような気がする。日本はまだまだ強くなって相手の弱い所をしるべきである。コートジボワール戦の最後の5分程度をみてわかるように日本人から見て卑怯だと言われるが、足がつったとバタバタ倒れるわけである。ギリシャもスコアレスドローでかまわなかったのである。そうすればゴール前にあれだけガチガチに固めて守る。長友でさえもボールを持ちながら出せないこともあった。勝つためには日本的フェアプレーは世界では通用しない。めちゃくちゃ強くなってから言えることだ。2試合で1点しか取れなかったチームはまだまだそこまで語る資格がない。


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