技術の粋を結集した東京スカイツリー開業!
地震や強風時の揺れに対し、いかに安心・安全な建物とするかさまざまに試みた結果、中央部に設けた鉄筋コンクリート造の円筒(=心柱*)と外周部の鉄骨造の塔体を構造的に分離し、中央部の心柱上部を「重り」として機能させた、新しい制振システムを用いています。
原理としては「質量付加機構*」という現代の制振技術を応用したもので、大地震時に40%程度の応答せん断力を低減することができます。
一方、日本の伝統的な塔である「五重塔*」は、これまでに地震による倒壊例がなく、その秘密は、同じく建物中央の柱=心柱にあると推察されています。
634mという塔を現代の技術でつくろうと試みた結果、いわば、現代の最新技術と伝統的構法が出会ったわけです。そこで、今回の制振システムを五重塔になぞらえて、「心柱制振」と呼んでいます。
- 日建建設 -(参照)
最新技術といっても源流をさかのぼれば、太古の時代に現存する。
法隆寺の五重塔だ!日本独自最古の木造建築物。
1300年も前にどうやって考え出されたのだろうか。
奈良斑鳩(法隆寺)は外国の要人などを迎える目的で作られた場所。
法隆寺はいわば、これから外国と交易を活発化させようとした考えて作られたランドマークだ。
どこにそんな工法や技術があったのかが不思議ではないか。
通説によれば607年が最初の建立だ。遣隋使が隋から戻る前のことだ。
隋からの技術なら、もう少し後年になるだろう。
日本人の英知が結集された建物といっていいだろうなー!
その英知が脈々と現代に、そしてスカイツリーに受け継がれているのだ。
日本の歴史の永続性こそ宝であり、その象徴が天皇なのだ。