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前回は都立三鷹高校が都立高校初の全国大会で3勝をあげた
理由として、「日本のサッカー界の仕組みが変わったこと。それに
よってスポーツ有名校と公立高校との格差が狭まってきたこと」に
ついて触れましたが、今日は「 指導者 」について話したいと思います。
三鷹高校サッカー部が全国ベスト8へ導いた山下監督はどんなひと
なのだろうか?
残念ながら僕は直接お会いしたことがなく、人の話でしか山下監督の
ことは知りません。日本体育大学出身で教員としてサッカー部の指導
を17年間続けているベテラン教師であると聞いています。
山下監督のサッカー指導の柱は
「考えるサッカー」 「根拠のあるプレー」だそうです。
確かに今のスポーツは戦術なくしては勝てない時代に突入して
いる。一昔前のように運動能力が高い選手を集めれば強いチーム
ができるという考え方は薄れてきているのだろう。特にサッカーと
いうスポーツは相撲、バレーボール、バスケットボールなどのように
体重や身長がものを言うスポーツと比べると、戦術で勝つことができる
スポーツなのかもしれない。
三鷹高校の生徒はどちらかというと頭がいい生徒が多い
頭がいい選手に考えるプレーをさせることが一番勝つことに近い戦略
なのであろう。
また、僕の同期のサッカー部OBがこういった。
「山下先生はサッカー協会の仕事も手伝っていて、強豪校の監督とも
顔見知りだから練習試合などを組んでもらえやすいんだ。俺らの時は
帝京高校に試合を申し込んだけど断られたからなぁ~」と。
確かに、成長期である高校生にとって「より強い相手とプレーする」ことは
非常に重要なことである。
山下監督のもつ指導力の背景には「人脈」という隠れた力があることを
忘れてはいけないのだ。それは休みの日でも大会の運営を手伝ったり、
レフリーとして笛を吹きに行ったりとサッカー協会の仕事を手伝ってきた
という大変な努力の賜物なのである。
情熱を持った指導者のもと三鷹高校サッカー部は育っていったの
だろう。
彼らはまだ高校生。
「やればできると信じ、実践すれば夢は叶う」ことを実証した彼らの、
そしてその意思を受け継いだ後輩たちの今後に期待したいです。
彼らに負けないように僕もがんっばっていきます。
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