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我が母校である三鷹高校サッカー部が都立高校で史上初の

準々決勝進出、全国ベスト8入りの快挙をはたした。


準々決勝では惜しくも強豪・藤枝東高校に敗れたものの、

最後まであきらめずに戦い続けた姿は、地元の応援団や卒業生

だけでなく、テレビで試合を観戦した多くの人々に感動を与えたに

違いない。




なぜ、彼らはここまでこれたのだろう?


狭いグランドに野球部、陸上部、ラグビー部と境界線もなく練習して

いる環境は僕が通っていたころと今も変わらない。都立高校なので

もちろん体育推薦もければ、遠征費用などの予算もない。


では、いったい何が変わったのだろうか。当時、サッカー部だった

同級生になぜここまで強くなったのかを聞いてみた。


すると、驚く答えが返ってきた。

「あのころとはサッカーが変わったんだよ。」

思わず「え?」と僕は思いもよらない同級生の話に驚いた。


彼は続けてこう言った。

「俺らのころとは時代が違うんだよ。Jリーグができてから地域に

密着したクラブチームがたくさん増え、「学校のサッカー部」という

ものの必要性が薄らいできてるんだよ。クラブチームの中には

Jリーグの下部団体のチームも存在するのでプロを目指す生徒は

わざわざスポーツで有名な高校に行く必要もなくなっている。」


なるほど、プロ選手を夢見る子供たちにとってスポーツが強い高校へ

行かなくともJリーグの下部団体であるクラブチームに所属している

ほうがよっぽど近道なのである。

そうなると、スポーツだけを売りにしている私立高校へ行く魅力は半減し

公立校との格差が狭まるのである。


クラブチームの増加がもたらしたもの 

・幼年期からの技術育成 → サッカー技術の向上

・サッカー人口の増加   → 勉強もサッカーもしたい生徒の増加

・プロ選手への道     → 高校の運動部からだけでなくなった。


むしろ、親が熱心にプロを目指している場合は、高校からヨーロッパへ

留学させるケースも少なくないと言う。


自分はプロにはなれないだろうと思っていても、サッカーが好きな生徒は

勉強もしっかりでき、サッカーもちゃんと指導してくれる環境を選択する

のは当然のことなのかもしれない。


そうやって集まったサッカー好きな生徒で構成される三鷹高校の

サッカー部員数は147名と全国大会出場校のなか最多の部員数を

誇る大所帯なのである。

 

 

1つのポジションに10人以上のライバルがいる環境の中、それまで

うまくなかった選手もしのぎをけづって上手くなっていくのである。

そう、彼らはまだ成長期の真っ只中なのである。


でも、それだけでは全国大会ベスト8までにはそうそう行かない。


(次回に続く)




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