日本の沈みゆく経済と時代遅れの教育制度に危機感を持ち、2023年に家族を連れて海外移住したまっきぃです🧑🏻‍🦱

 

悪戦苦闘する海外生活や子供のインターナショナルスクールでの様子、そして昔から好きな旅行の話を中心に、ブログを書いています✏️

 

拙い文章で恐縮ですが、皆様どうかお付き合いの程よろしくお願いします🙇🏻‍♂️自身の経験を踏まえて、親子教育移住の相談にも乗っています。お気軽にメッセージください!

 

「一億総中流」と言われたのは一昔前。経済格差は年々広がり、所得格差を表す指標であるジニ係数を見てみると、アメリカに近い水準となっています。

 

自分が子供の頃は、年収1,000万円=高所得者だと思っていましたが、東京都の「2022年度(令和4年度)東京都福祉保健基礎調査『東京の子供と家庭』の調査結果」によると、世帯年収1,000万円が占める割合は31.1%、1,500万円超の世帯も1割近くいることが明らかになりました。

 

年収1,000万円の場合、手取りは730万円程度になりますが、東京23区のマンション平均価格は1億1,483万円(不動産経済研究所調べ)なので、家を買うのに年収の実に16年分が必要だという計算になります。

 

つまり年収が1,000万円あっても庶民なんです。もう1度言いますよ、

 

年収1,000万円は庶民です

 

因みに、出身大学別の平均年収トップは東京大学の1,073万円(日経転職版調べ)。日本の最高学府と言われる大学を卒業しても、庶民になれるかどうかという事実に驚きました。

 

貧富の差が最も激しい都市のひとつに数えられるサンフランシスコでは、年収104,400ドル(約1,640万円)の人は低所得者層に分類されるということが話題になりましたが、東京も近い将来同じような状態になる可能性があります。

 

実は私も決して恵まれた環境で育った訳ではなく、幼少期には家賃が1万円台の低所得者向け公営住宅に住んでいました。自分自身が親になってから、子供には同じ思いをさせたくないという想いが強くなり、貧困を避けるにはどうしたら良いかと考える日々が続きました。

 

自分のキャリアは大体先が見えてしまっているので、生涯年収を大幅に上げることは難しいですが、子供の教育であればまだ如何様にでもできます。今後益々変化する経済環境においても、人や企業から求められるスキルを持った人間に育てようという考えから、家族で教育移住をすることに決めました。息子がやっと2歳になろうとしている頃のことでした。<続く>