英会話講師のYuiです
昨日、児童英語にまつわるオンラインセミナーを受講したので、
そのことについて・・・
今回は、だいたい小学校高学年向けの話です。
小学校で英語が教科として始まりました。
10年以上前、まだ手探り状態で、本当に教科として取り入れられるのか半信半疑だった頃、
小学校では、「英語はたのしい!もっと知りたい!」と意欲や興味を持たせる
内容の活動で良しとされていました。
しかし、教科として始まった今、
楽しい。もっと知りたい。内容だけではなくなりました。
評価をされる対象ともなりますので、「できる」というのが必要となっています。
要は、読む力、書く力といった能力が必要なため、結局暗記をしなければならないのですね。
今現在、小学5.6年生が英語の授業を受けて、どんな反応なのかは、
分かりませんが、おそらく英語が「できる子」「できない子」「好き」「嫌い」といった意識の差が
出ているのではないかなと思っています。
先日のセミナーで、こんな言葉が出てきました。
Having fun is important. 楽しくすることが大事
英語のみならず、語学を学習するにはこれがまず根底に必要なんじゃないかなと。
興味を引き出す。
考えさせる。
共有する。
発見する。
10年以上前に言われていた「英語はたのしい!もっと知りたい!」と意欲や興味を持たせる内容は
今でも残っているのかなぁ。。。言葉では、残っているような感じですが、
本当の意味で、現実的にそれが薄れているのではないかと感じます。
現場は大変そうです。
来月より、キッズ英会話教室をオープンします。
来年度は、小学2年生までを対象としているのでまだ読む、書くといったスキルを
必要としないレッスンが多くなりますが、今後、中学年、高学年のレッスンを増やしていくにあたり、
Having fun is important. 楽しくすることが大事
このことは、忘れたくないなと思います。