彼は口癖のようにこう言う。
「しおりのしたいようにしな?」
他愛もないおしゃべりをしながらいじって遊んでいると、ムクムク…と大きくなる彼のおち◯んち◯ん。
「どうして欲しい?
」
(小悪魔風。上目使いに「食べて♡」を待ってる)
と聞くけど、
「しおりの好きにしていいよ
」
って

あーん。違うの。わたしはね、こーいう時はね、「こうだよ!」って頭押さえつけて無理やりお口に突っ込んで「ほら、これが欲しかったんだろ?」っていじめてほしいのぉ

「言いたい事は言ってな」
「しおりのしたい様にしてな」
「その為の彼氏なんやから」
「しおりの自慢の彼氏になりたい」
わたしの喜ぶ顔が、彼の喜びで。わたしにとっての「自慢の彼氏」である事が彼の自信につながるのなら、わたしである必要はどこにあるの?
出会ってからずっと疑問だった。彼は「彼氏」っていう肩書きがほしくて「彼女」を探してた。そこで出会ったわたしがたまたま選出された。
誰かの「彼氏」であること自体が、彼に充足を与えているし、それで男としての自信を得ている。だから彼は「彼女」という肩書きのフィルターを通してしかわたしを見ていないんだって不安だった。
…だから?
ずーーっと気になっているけど、確かめるすべはないし、それが確かなら今までケンカ(と言っても一方的にわたしが怒ってただけだけど
)の原因全てに合点がいく。
でも。
だから?
別にそれならそれでいいと思えるようになった。だって、それが婚外。選んで覚悟を決めて、踏み出すのが婚外でしょ。
気持ちが動き出すのは踏み出した後。だからコントロールできるし(いやもちろん簡単な事じゃないけど)自制して、自律して、うまくやって行こうとする。それが婚外。
彼が「しおりのしたいようにしたらいい」って言うのと同じで。「あなたのしたいようにしたらいい」
じゃあわたしはどうしたいか?
「わたしはこれからもここに居たいから居る。気持ちも変わらない
」そう思えるようになったら、不安だった気持ちがすごーく小さくなりました
