旅は続く | 闘病のらりくらり (肺せん癌ステージⅣ)

闘病のらりくらり (肺せん癌ステージⅣ)

肺腺癌の治療中。
2018年10月から一次治療タグリッソ
2024年8月から二次治療ABCP療法

肺せん癌  ステージⅣ
   ファーストライン治療中
    タグリッソ183日目です

☆最近の副作用
   ・下痢(週に1~3回ほど)  
   ・皮疹(脚)
   ・爪の横われ
   ・足がつる



昨日、右手中指の爪がはげた。
というか、はがしてやったわニヤリ

中途半端にぶら~んとしてるから
ちょみーっと、ちょみーっと、
爪に気づかれないように?
ゆっくりと亀裂を深めていき、
あとは爪切りでザクリと……(>_<)

そのままだとさすがに痛いので
軟膏をぬって絆創膏をはった。
これまで100均で買ったような
安げな絆創膏を使っていたけど、
すぐに皮が白くぶよぶよになるので
もうちょっといいのに買い換え。
ネイルコートも今まで使っていた
おしゃれ用トップコートでなく、
アスリートのための補強用を購入。
他の指はなんとかキープせねば!


さて、旅行話の続き。

旅行一日目で下痢になったけど、
一度ピーヒャラしたあとは落ち着き、
無事に二日目の朝を迎えた。

友人の母が作ってくれた朝御飯を
美味しく食べているときに、
また、やつはやってきた。
ギュウっと痛む。
空気の読めないやつだこと!

「ちょっと、、失礼!!」と
食事を中座してトイレにかけこみ、
そのあとは何事もなかったかのように
続きを食べたけれども。

そんなお腹の状況でありながらも
この日食べたのは濃いものばかり。
お昼に食べたラーメンの
なんとしょっぱかったこと( ;∀;)
こんな醤油辛いラーメンは初めて。


▲富山ブラックラーメン

名物だというので並んで食べたけど
今の私には刺激的すぎた。
一週間分の塩分を摂取した気分。


夜は夜で、脂っぽいものを食べた。
旅行中に一度は食べたかったので。


▲白海老のかき揚げ丼


その間には、冷たいアイスも食べた。


▲アイス、マカロン、ドリンクのセット


お腹の心配を抱えつつも、
せっかく来たのだからの精神で、
塩辛いもん、冷たいもん、
脂っぽいもんを食べた一日。
不思議とお腹は大丈夫だった。


観光としては、
行きたかったとこに行けて満足!


▲ガラス美術館

隈研吾氏設計の美術館は
想像通りに木の生かし方が素敵で、
特別展、常設展をしっかりと鑑賞。
図書館やカフェも入っていて、
この空間にいるだけで落ち着く。
地元にあれば通っちゃうなこれ。



▲富岩運河環水公園

ここ環水公園も行きたかったとこ。
なんか、、、日本じゃないみたいな
風景が広がっていた。
運河を生かしたオアシス。
見事なまでに天気もよくて、
立山連邦も遠くに見えてるし、
富山って美しいとこだなぁ、
としみじみ感じた。

「世界一美しいスタバ」と言われる
スターバックスがあることでも有名で、
行ってみたら予想通りの行列。


▲真っ青な空と緑がキレイ


でもこの日は、
気持ちのよい快晴だったから
カフェ店内よりも、テイクアウトして
外の草の上で飲むのが正解かも。
私らは行列を遠目に見ただけだけで
買いもしなかったけど。
あとで他の地元の子に聞いたら
オープン当初は普通に入れて
犬連れでよく利用してたらしいけど
「世界一美しい」なんて言葉が
枕詞のように付きだしてからは
観光客が激増して、
地元民としては足が遠のいたとか。


環水公園に広がる運河を
水上ラインが走っている。



▲富岩水上ライン


船旅も楽しゅうございました。
片道約60分の船旅で、
途中のハイライトは「中島閘門」。
んー、なんて読むの?
こうもん? 
え!? こうもんっていえば…と
私は全く知らなかったのだけど、
運河の上流と下流に2.5メートルもある
水位差を調節する方式のことらしい。
門を閉めきって水を抜いていく。
船に乗ったまま、ゆっくりゆっくり
水位が2.5メートル下がるという
不思議体験ができた!
最初、説明を聞いたとき、
私は潜水するのかと思ってたニヤニヤ








とにかくこの日は天気がよくて
ドライブも気持ちよい(*´∀`)
立山連邦は霞み気味ではあったけど
うっすら姿を見せてくれるし、
もう言うことなし。

大きく体調を崩すことなく
二日目は終了した。