みっけもん -34ページ目

価値観

テレビの報道で韓国や、中国での反日デモが周期的に放送されている。最近もまたいろいろなところで物議をかもしているみたいだ。
最近あまりテレビを見ないので世界の流れとかに時事に対して疎いけど、ツイッターなりで色々見てそうなってるらしいぐらいでしってるつもり。

報道されている反日デモだけを見ると、その国はすごく恐ろしいとこだと感じる。もし自分がその場にいたら殺されてしまうのではないかと思うぐらい。しかし、その反日感情を持つ人たちは過去の日本人から自分たちの先祖がどのような仕打ちを受けたかを今の日本人より知っているはず。先祖というほど遠い血縁ではないし。だからこそ日本人の不意にこぼした発言などに大きく怒りを感じるんだと思う。

逆に日本には反韓・反中感情を持っている人がいないかといえばそうでもない。生まれた国が違うだけで差別的に扱ってしまう人がいる。在日という立場だけで差別する人がいる。この差別をする意味は自分にはわからないが、歴史も無いも知らない自分が偉そうにゆえることではない。

日本で学ぶ日本の歴史と他の国で学ぶ日本の過去の歴史はおそらく違う。おおすじはあってるけど中身の質が違うはず。以前報道番組で中国における日本の歴史について取り上げていた。執拗なまでに中国では日本に対して恨みを持つように教育されているらしい。日本における広島平和記念資料館のような建物があり、中には日本軍がおこなった虐待に苦しむ人の写真などが展示されている。そこに訪れる人が「ここにきて自分の子供にきちんと日本人の残虐性を教えないといけない。」と記者に対してコメントしていた。その内容を見てその教育を受けた人は日本人が憎くて当然だと思った。そしてその番組を見た日本人は中国に対して不快感を持つとも感じた。

話は変わって、大学の時の話。
外国語の単位が少し足りなくて難しい英語やるより、韓国語入門の授業の方がらくだと思って韓国語の授業を受けた。
もちろん講師は韓国人。今までの英語の授業みたいな感じで授業が進むと思っていたけど、全然違った。
韓国語を習うんだけど韓国語だけでなく、韓国という国についてもよく教えてくれた。韓国の風習だったり、38度線がどのような状況なのかなど。
ある授業中、ちょうどそのころ竹島問題がテレビで取り上げられていて、先生が生徒全員に質問した。
「竹島は日本のものか?韓国のものか?」
この質問に自分以外全員「日本のもの」と答えた。またちょうどそのとき来ていた韓国からの交換留学生みたいな韓国人の人は「韓国のもの」そう答えた。
席順的にちょうど最後だった自分の答え「どっちでもいい。」
先生がその答えに対してなぜそう思うのか聞いたきたから「それで国が争うのはバカらしいから。」
自分が最後だったこともあり、そのあと先生の意見。「私も同じ意見です。どちらでもいい。」
もともと誰の物でもない島というものの取り合いで国同士が争う。それが発端となり戦争が起きれば多くの人の命を失われることになる。
そのような自体を招くならその島はどちらの物でもいい。その島を手に入れる又は失うことは、国にとっては大きな利益・損失になるかもしれないが、それで人の命が失われることになってはいけない。それが先生の意見。そのあと、「皆さんにはきちんとした価値観を持ってほしい。何かに惑わされるのでなく自分で考え自分で物事を判断できる価値観を。」と講師の先生は言っていた。
ただ韓国語を教えて終わりではなく、外国人である自分からいろいろな物を伝えようとしてくれてたんだと思う。

テレビの力は弱くなってきているとはいえまだまだ大きい。それを見た人がそれを全てだと思うぐらいに。しかし今はいろんな手段ですぐに情報を集めることが出来る。歴史であり、文化であり世界をすぐに調べることが出来る。またすぐに自らの意見を開示することも出来る。賛成であり、反対であり。
偏った情報が溢れ、価値観を押し付ける人もいる。そのなかで正しい情報を汲み取り、自身の価値観をどう身につけるか。それはこの世界ですごく大切なことだと思う。またこのブランド''borderless''の課題でもあります。
偏った物でもなく、間違った物でもなく、押し付けるでもない、見た人の中で新しい一つの価値観をうむ。そうゆう見方もあったのかと。それが出来ればいいと思う。
自分自身が発信できる情報は浅いものかもしれないけど、それを知るきっかけとなるだけでいい。
そしてフラットにものごとを判断し、本当に大切なものを見失わず生きてゆければ人がつくりだす世界はきっともっとよくなる。