19歳の頃、
私ははじめて精神科を受診しました。


当時の病名は

うつ病、パニック障害。

デパス(エチゾラム)
ソラナックス(アルプラゾラム)
レンドルミン(ブロチゾラム)
エバミール(ロルメタゾラム)
レキソタン(ブラマゼパム)
セルシン(ジアゼパム)
デパケン(バルプロ酸)
リスパダール(リスペリドン)

覚えてる限りでは
この薬を変えながら服用していました。

一気にではなくて
数種類ずつを変えながら。



うつ病、パニック障害だと言われ
通院していたのですが、

境界性パーソナリティ障害に
当てはまることが多すぎたため
一度、病院で聞いたことがあります。


私は
境界性パーソナリティ障害
ではないですか?


と。

すると、先生は

なんでそんなに病名が知りたいの?
そんなの知らなくていいし、
すぐにわかるものじゃないから。

と呆れた顔で言いました。



その日から、
病名については話していません。


そしてそれから暫くして
その病院にはほとんど行かなくなりました。

あまりにも調子の悪い日に
たまに薬を貰いに行く程度。

先生をどうしても信用できず、
先生とどうしてもケンカになってしまい、

ずっと転院を考えていました。



26歳になったそんなある日、
救急車で運ばれた時に

ふと目が覚めると
ホワイトボードに

境界性パーソナリティ障害

と書いてありました。


そこには薬の名前と
通っていた病院が書かれていて


あ、私はやっぱり
境界性パーソナリティ障害なの?


と思ったのを覚えています。

バイタル等の異常もなかったし、
腕は血だらけだったため、
傷の処置をしていただいた後
精神病院へと搬送され直されました。


その搬送された精神病院が
現在通院している精神科です。


現在の主治医とそこで出会い、
入院中に
今後の治療方針と
境界性パーソナリティ障害だという
診断を改めて受けました。


主治医に
本当に境界性パーソナリティ障害なの?
と聞いてみると

前の病院からの情報も
うつ病、パニック障害、
境界性パーソナリティ障害
となっているし

症状を見るからにその傾向が強い。
とハッキリと言われました。



26歳の秋。

はじめて自分が
境界性パーソナリティ障害なんだ

とハッキリと自覚しました。


自覚したと同時に
自分にいたずらをしている正体を
やっと理解することができて
とても安心しました。




ちなみに現在の薬は

パキシル(パロキセチン)
ラミクタール(ラモトリギン)
ベルソムラ(スボレキサント)

の3種類になります。

入院当初は
ラミクタールの代わりに
リスパダール(リスペリドン)が
処方されていましたが、

体重の急激な増加により
薬を変えてほしいとお願いをして
エビリファイ(アリピプラゾール)に
変えてもらったものの
いまいち私には効かなくて
ラミクタールに落ち着くことになりました。


パキシル20㎎から10㎎
ラミクタール75㎎から50㎎

の減薬に成功しています!!


と言いつつも
どちらも減薬しては
また調子を崩して増量したりと
一筋縄ではいってはいませんが、


現在はこの量で落ち着いています!!



なぜ前の主治医が
病名を言いたがらなかったのかは
今となってはもうわかりませんが

今の主治医と出会い、
きちんと病名を知り、
きちんとした治療方針を示して
治療を行えていることに

今はとても感謝しています。