うー太郎さんのおはなし Ⅱ | 前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

Yahoo!ブログから引っ越してきて早や1年
飲む打つ買うの三拍子揃ったろくでなしが
スーダラな日常をゆる~~く書いてます(時々過激になりますが)
時々持病の鬱で更新が止まったりしますが、生きてはおりますので。。。

*管理人注 : かなり昔の話ゆえ、TAMA家の愛兎であった“ うー ”号の画像が現存しない為、google画像検索で、似た写真を拝借しました。
すべては、デジカメ&写メが普及してなかった当時に“ うさぎ ”なる脆弱な小動物への、フラッシュ&近接撮影の危険性を考慮してであり・・・・
・・・早い話が「うさ好き同志、著作権云々硬いことは勘弁してね。ゴメンチャイ」と、お願い申します ぺこ <(_ _)>

 

 

第2話 ゴンタうさぎ と 危ないロクデナシ

 

 

 

とりあえず、突然病院送りになったオカン( 後のオババ様 )から、入院になった経緯と、このチョロチョロしてる“ 灰色でフワフワなヤツ ”の説明を受けたTAMAは一度、家に帰ってきました

 

 

判ったこと  _φ(- -* ) カキカキ

 

 

  その① : 土建屋は、治療費( 健康保険負担分! )のみを、直接、病院に払うと抜かしておる

 

 

  その② : オカンにも過失責任があると抜かしておる( 現場は十分安全管理していた? )

 

 

  その③ : 現段階で、公的機関による現場検証は行われていない( 不都合?好都合? )

 

 

  その④ :やはり、あの生物は“ うさぎ ”である

 

 

 

玄関までお迎えいただいた“ うーちゃん ”を引きつれ、台所( キッチンなんてとてもとても・・)を抜けて居間( リビングなんて恐れ多い・・)に入ったTAMAは部屋を見渡して (・_・ ) ( ・_・)キョロキョロ

 

 

 

「おっ、あったあった」居間の隅、窓際のカーテンに隠れるようにして小さなお盆が置いてあって、その上に水の張った小鉢と、いまは空になってる小皿がありました

 

 

 

茶箪笥の“ 開き ”を開けると (‥ )ン これか?深緑色の8ミリほどの円柱状のツブツブ( 後にペレットなる名前だと判明 )が入った透明の袋

 

 

 

すでに切ってあった角から、小皿にペレットを落とすと早速“ うーちゃん ”が、駆け寄ってきました

 

 

コリコリやり始めますが、この小さな1粒が口に入りきれず端のほうがはみ出てます (* ̄m ̄)プッ

 

 

水を新しく冷たい物に替えてやり“ お食事 ”の給仕を務めていたTAMAですが・・・お前、それ美味しいの?

 

 

「うさぎにゃ、やっぱり野菜やろ・・・」
立ち上がって、台所の冷蔵庫を開け、くたびれたニンジンその他諸々を発掘して洗い、カットしました

 

 

「ホレ、食うてみ」“ うーちゃん ”の鼻先にカットしたニンジンを突きつけてみました

 

 

“ フンフン ”興味深々、匂いを嗅いでいたのですが、いきなり“ プイッ ”

 

 

・・・( ̄  ̄; ) うーん ニンジンは食わん?・・うさぎやのに・・

いろいろ試した結果「キャベツとレタスは好き、と・・・」

 

 

シャリシャリシャリ♪ ご機嫌でレタスを齧っております

 

 

 

でも、あれですね。 “ ピーターラビット ”で育ったTAMAには“ うさぎ ”って両手で持ってご飯食べるモンだと思い込んでましたが・・・前足って、食べ物が動くの押さえるくらいしか使いません

 

 

 

騙されてた・・・って言ったら、人聞き悪いかな?

 

 

イメージ 1

 

 

 

 

 

お腹が膨れて、ご機嫌な“ うーちゃん ”は、全身のお手入れに入りました

全身をくまなく舐め上げていきます

 

 

 

 

 

「・・・・首から上はどうするんやろ?」 答えはすぐ出ました

 

 

手のひら? を思いっきり舐めておいて、すかさず両手?で顔を“ クシュクシュッ! ” オオーw(*゜o゜* )w

 

 

その後、おもむろに両手?で右耳を抱え下ろしてきて“ ペロペロ ”、その姿はむかし流行った“ ワンレングス ”の女の子が「枝毛」探してるのにそっくりです (〃^∇^)o_彡☆あははははっ

 

 

TAMAはその姿を後々まで“ ワンレンうさぎ! ”と茶化しましたが・・・

 

 

 

 

 

 

(; ̄ー ̄)...ン? そういえばコイツ、トイレどうしてるんやろう?
素朴な疑問がわいてきました。 オカンの証言では、コイツが家に来て5日目・・・見渡しても“ フン ”一つ転がってません

 

 

 

テレビを見る振りをして、観察することしばし・・・定期的に入っていくところがありました

 

 

洋服ダンスの裏? 懐中電灯をつけて、覗き込みます

 

 

Σ(=∇=ノノヒィッッー!!、タンスの裏フンだらけ!!

ムンズ!と財布を掴み、バイクに飛び乗りました

 

 

 

 

 

 

 

約1時間後、組み立てたゲージに興味深々の“ うーちゃん ”に言います
「いいか?今日からここが、お前の食堂で、トイレで、寝るところやぞ・・・このケージの値段でお前4匹買えること忘れてくれるなよ・・・」
顔を近づけたTAMAの鼻の頭を舐める“ うーちゃん ”は判ってるのか判ってないのか

 

 

 

 

 

 

 

初めは、興味で周囲をうろうろしてましたが、中からエサの匂いがすることに気づいて、自分で入り口を探し入っていきました

 

 

 

 

 

さあ、こうしちゃおれん! 立ち上がったTAMAは掃除機を引っ張り出すと、タンスの裏の“ うーちゃん ”の落し物を細いノズルで吸い取り、雑誌を積めて入り口を塞ぎました

 

 

 

 

 

また、ケージを出て遊び始めた“ うーちゃん ”  ←・・・・・・(・ω・。) ジーッ

いきなりタンスの裏に入ろうとして塞がれている事に気がつきパニクって、オロオロしてましたが・・・チョッと考えてから、ケージに逆戻りして、その隅に“ 初チー ”

 

 

 

 

 

(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ これならイヌ&ネコのトイレ訓練より楽だ!

 

 

喜んでいるところに、突然電話が鳴りました

 

 

 

 

                 コホンッ!(;-o-)o"

 

 

 

 

 

「あぁ、ありがとうな、いま帰ってるねん・・・チョッとちから借りたいことがあってな・・・電話やと何やし、1杯奢るから出てこれへんか?・・・・」片手に持った、オカンから取上げた土建屋の現場責任者と、社長の名刺を見ながらの会話です

 

 

 

電話の相手は、TAMAの中学時代の同級生。 全国の問題児が寄せ集められる全寮制の高校やら?施設やら? よくわからん学校を卒業して、いまは家業を継ぎながら地元の“ 組 ”にも出入りしてる
あんまり自慢できないTAMAの顔も知ってる旧友です( いまは音沙汰ないですが )

 

 

 

「チョッと、出かけてくるからな・・・いい子にデキマチュカ?」“ うーちゃん ”の鼻に、自分の鼻を擦りつけながらTAMAは言いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、頼まれてた品々を届けて、TAMAは“ うーちゃん ”の「しつけ」についてギャンギャンとオカンを説教しました

 

 

 

「いやぁ、あのコ。そんなトコでしてたん?」

 

 

「ほな、どこですんねん?」(;`O´)o

 

 

「考えてなかったわ」 ・・・・早々と病院を撤退しました

 

 

(´△`) えっ? 冷たい?  だって...( _ _)σ イジイジ 長いこと離れて暮らしてて、自分に「親は捨てた」って思い込ませてたTAMAには、なに話していいか分かんないんだもん・・・

 

 

それに、オバチャンばかりとはいえ、女性の相部屋にこんな“ 紅顔の美少年 ”が長時間居座っていいものか・・・・(‥ ) ヨッテナイスヨ

 

 

 

 

その代わり、やることがあって大忙しです

まず、病院から歩いて10分かからないところにある、夜間オカン落下の工事現場

 

 

 

 

そのまん前が、オカンを助け出して、救急車呼んでくれた八百屋さんです

 

 

知らん顔しながら前通過 (;一一) ジィー  ふむ、最低二代は続いてる八百屋

 

 

 

引き返して、TAMAはすぐ側の公設市場のアーケードに入りました

 

 

 

まず、写真屋さんで“ 使い捨てカメラ( フラッシュ付 ) ”購入

 

 

続いて キョロ^(・д・。)(。・д・)^キョロ このあたりにあったはずなんだけど・・・

 

 

おっ、あったあった“ 和菓子屋さん ”

 

 

 

和菓子の詰め合わせを、物色しながら「出たトコの、○○青果店に贈り物なんですけど、あちら甘いモン大丈夫ですかねぇ?」

 

 

 

「あら、○○さんは、オバーチャンと子供さんも2人いてるし、みんな甘いもん好きよ」 (⌒~⌒) ビンゴ!
こんな、小さな町の小さな公設市場。 店主同士が、昔なじみの知り合いで、ささいな情報までツーツーって事も想像できましたから・・・

 

 

迷わずTAMAは、一番高い“ 菓子折り( 内容どうでもいい、問題はいくら払ったか ) ”を包んでもらいました

それを持って、八百屋さん夫婦に、出来る限りの“ 好青年 ”を装い、ひたすらオカン救出の礼を述べ、大げさに頭下げてから、思い出したように引き返して、オババの落ちた“ 穴 ”の写真を撮り始めました

 

 

「ほんまに、気の毒になぁ」と店主のオッチャン

 

 

「・・・・・」ペコリ(o_ _)o)) 真摯な表情を崩さずその場を後にしました

 

 

 

 

 

翌日、見舞いを済ませたTAMAは、件の八百屋さんでほうれん草とレタスを買います

 

 

 

 

 

そして“ 穴 ”のほうを気にしながら振り返った背中にオッチャンは声をかけてきました

 

 

「ほんまに、この土建屋、ええ加減な仕事しよってな、次の日あわてて大袈裟な光る囲い持って来よって、揉めたらオッチャンも協力するで」

 

 

 

 

その夜、例の連れから電話がありました
「あの土建屋あっちこっちで“ へた打って ”そのたんびに小金で誤魔化しとるわ。 組の連中も何回か手打ちに入ッとるらしい。 特に後ろにはドコもおらんな。 それとその工事、発注の大元は、宝-Pii-!やで」

 

 

 

 

 

 

 

“ うーちゃん ”にレタスを食べさしながらつぶやきました

 

 

 

 

 

勝ったな (⌒~⌒)ニンマリ

 

 

 

風雲急を告ぐ?次回に続く


                       

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