前略、ロッド・スチュワート様 | 前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

Yahoo!ブログから引っ越してきて早や1年
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スーダラな日常をゆる~~く書いてます(時々過激になりますが)
時々持病の鬱で更新が止まったりしますが、生きてはおりますので。。。

前略、ロッド・スチュワート様



残念ながら、今回の来日公演には諸々の事情で、行くことが出来ませんでした。

ここのところ、邦楽ばっかり聴いていた僕ですが、なぜか最近誰のアルバムを聴いてもシックリ来なくって、正直困っていました

そんな日が続いた今朝、何気なく見ていた朝の情報バラエティー番組の、天気予報コーナーで流れてくるBGMを聴いて、僕は「ンッ」となったのです

それは、あなたの曲「This Old Heart Of Mine」でした

僕は、ウオークマンの曲を大幅に入れ替えて、あなたのアルバムを6枚転送して、ウオーキングの間も、家にいるときも繰り返し聴きつづけました

そして、大切なものを忘れかけていた自分に気が付いたのです

「自由な心を忘れるな、守りに入るんじゃない。 人生なんて所詮“ ゲーム ”さ、シリアスになりすぎちゃいけない、クールに行こうぜ」あなたはシャウトする

そう、僕が歌っていた頃、いつもあなたが目標だった

でも神様は、あなたが賜ったような「黄金の風邪引き声」とも言われる素晴らしい才能を僕には与えてくれませんでした

もし、悪魔が現れて「あなたのような声をあげよう」って言ったら、魂だろうがなんだろうが差し出したでしょう

アハハ、思い出した、僕にとって最後のバンドが解散したあと、しばらくの間僕は自身のことを「ロッド・スチュワートになれなかった男」って嘯いていたっけ

前回の来日公演、大阪城ホールでのことを思い出します。 僕は2階の最前列にいましたが、あなたが真っ赤なスーツで登場したときの興奮は今でも忘れられません

僕は、その歳になって、あんな真っ赤なスーツをあそこまで格好良く着こなす人を他に知りません

やはりあなたは、真のスーパースターなのですね

思えば、あなたの曲との最初の出会いは学生のとき、連れが“ 飲み会 ”の席に持ってきたソロ6枚目のアルバム「アトランティック・クロッシング」でした

あのアルバムの1曲目「Three Time Loser」で僕は1発でノックアウトされたのです

あなたが、ブルージーな調子で歌い上げる“ どうしょうも無いダメ男 ”の物語

格好悪いはずが、なぜか凄く格好良く聞こえてしまう不思議・・・

それから、僕は“ 中古CD屋 ”巡りをしてあなたのアルバムを買いあさりました

ジェフベック・グループ時代からフェイセズの頃の、ブルースを追及していた曲達

そして、ソロになってからのアルバム

あなたが世界中のファンから「軽薄だ。 売れれば何でもいいのか」とバッシングを受けたアルバム「スーパースターはブロンドがお好き」も、一流ミュージシャンのチョッとしたお遊びのパフォーマンスだと思っています

僕にあなたの曲を教えてくれた連れは「ロッドはなんと言っても“ マギー・メイ ”が最高だ」と言っていたのに、僕はピンと来なかったのです

でも、ここ数年、いつしか少年の心を忘れそうな歳になって、初めてあの、少年の「葛藤」を綴った曲の良さがわかってきました

今では“ 1番 ”・・・・・かな?

では、ますますのご活躍をお祈りいたします