昨日の、看護師との会話です
「TAMAさんってバンドマンだったんですってぇ?そいで、お仕事、調理師なさってたんですかぁ?」
| ( ̄ェ ̄; ) エッ? この子、なんでそんな事知ってんの??? |
「どこのお店で働いてたんですか?」
「ん~、あっちこっち行ったけど、先斗町の●●が1番長かったかな?」
「うそ~! ここの階の看護師、みんな●●、しょっちゅう行ってますよォ!」
こころならずも、それから、急に“ 人気者 ”になってしまいました・・・(━_━)ゝウーム
狐につままれた気がしましたが、よく考えたら短期間とは言え“ 個人的おつきあい ”のあった看護師が他の階にいることだし、横のつながりくらいあっても不思議じゃないか・・・
TAMAは国内外問わず旅に出るとき、常に“ 野宿 ”という最悪の事態を想定して出かけます
| そのために必需品が、ナイフなのです。 護身用しかり。 実用&簡単な調理しかり |
で、このタイ旅行では3本のナイフを携帯していました
ポケットに入れる“ 折りたたみナイフ ”・ ズボンの裾に隠して足首にくくりつける“ ダイバーナイフ ”・ アメリカ、ガーバー社製( ブランド物です )のベルトのバックルの金具を180度回転させると刃渡り4センチほどの仕込みナイフになる“ バックルナイフ ”( 米国私服警官ご用達 )
これらを持って、空港のチェックを通り抜けるのが一苦労なのです
そもそも、皆さんビックリするでしょうがTAMAの荷物は、この1ヶ月の旅で“ リュック ”ひとつです
あの、観光地でバックパッカーの外人さんがよく背負ってる、でっけぇ“ フレームパック ”じゃ無いですよ
あの、観光地でバックパッカーの外人さんがよく背負ってる、でっけぇ“ フレームパック ”じゃ無いですよ
ユニクロで買った、街中で皆さんが普通に使ってるあの“ リュック ”です( 宿から夜外出するときの手荷物用に麻のずた袋は、たたんで入ってましたが・・・)
信じられないでしょうが、それで済ましちゃいます( チャンと毎日着替えて、下着も洗濯します ) (^^)
で、空港で僕は、バックルナイフだけは身につけて、残りの2本はカメラのフィルムをX線から保護する袋に入れてリュックの底に入れてました
TAMA本人はゲートの金属探知機、無事通過
ところが、手荷物をX線テレビでチェックしていた係官の顔が曇りました
| 「すみませんが、チョッと荷物を調べさせていただきます」 Σ(=o=; )ギク!! |
係官は、手馴れた手つきで、アッサリと“ 危険物 ”の入った袋を引っ張り出すと、中身をTAMAに見せて言いました「何です?コレ」
「え、いや、何しろ貧乏旅行でしょ。 果物の皮むいたり、食べ物の袋切ったりいろいろ要るんですよ!」
アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ
アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ
「2本も?」なにしろ敵はプロ。 追及の手は緩みません
| 「はい (_ _。)・・・シュン 護身用です・・・」 |
「気持ちはわかりますが、規則ですので、コレは預からしていただきます」
「はい・・・・」無情にも袋だけが帰ってきました
機体のロゴはなぜかJAL
「アレくらい、いいやんけ・・・リュック1個じゃ申請しても“ 手荷物扱い ”になってまうし・・・
俺はハイジャック違うちゅうの・・・」(# ̄З ̄) ブツブツ 機内で文句たれてました
俺はハイジャック違うちゅうの・・・」(# ̄З ̄) ブツブツ 機内で文句たれてました
「あぁ、コイツだけか・・・心もとないねぇ」 TAMAはへその上の“ バックルナイフ ”を見つめて心でつぶやきました
| 「ま、いざとなったら、あっちで調達しよう。 得体の知れん外人に売ってくれるか判らんケド」 |
いよいよ飛行機は離陸体制に入りました
ところが、我らがタイ航空DC10は、滑走路を走り始めたものの、いつまでたっても浮び上がる気配がありません
「このままタイまで走って行くんやろか・・・ヤッパ、飛行機代ケチりすぎたかな・・・」(・・。)?
この旅、TAMAが事前に準備したのは、知り合いの“ 旅行ブローカー ”が「もう堪忍してぇ!」って泣くほど値切った往復の航空券とパスポートとトラベラーズチェック、あとはガイドブック1冊だけです
この旅、TAMAが事前に準備したのは、知り合いの“ 旅行ブローカー ”が「もう堪忍してぇ!」って泣くほど値切った往復の航空券とパスポートとトラベラーズチェック、あとはガイドブック1冊だけです
アホなこと考えてると、なんとも頼りない浮揚感が「フワ~」っとあってようやく地表が遠くなり始めました
| まぁ、しかし旅客機としては、小さい上に老朽機・・・揺れること揺れること・・・ |
タイ国際空港に、奇跡的に落ちる事なく、無事に到着したのは時差の関係で、夜遅くになったからでした
搭乗口と空港ビルをつなぐ通路( 名前知らない )の境目で、タイ人のキャビンアテンダントさんが、降りていく乗客全員に向けてなにやら、振り回しながら、笑顔で呼びかけております
ひとの列に押されて、近づいていったTAMAの耳にようやくハッキリと聞こえてきました
| 「Hi、Mr.******( TAMAの本名 )!」 ( ̄△ ̄; )エッ・・? |
よく見ると、彼女が振り回す透明のビニール袋の中では、見覚えあるTAMAのナイフが2本、カチャカチャと、揺れております
あわてて、駈け寄ると「Thank You・・・」ビニール袋ごと受け取って“ リュック ”に押し込みました
| しかし、周りの乗客の視線の冷たいこと冷たいこと・・・(//・_・//)カァ~ッ… |
どうやら飛行機さえ降ろしちまえばパパイアの皮剥こうが街中で振り回そうが知ったこっちゃ無いようです
入国時は、パスポート見せただけで、入国の理由さえ聞かれることなく、刃物3本も持った“ 危険人物 ”は、夜の異国に解き放たれたのでした