おとうふ のはなし | 前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

Yahoo!ブログから引っ越してきて早や1年
飲む打つ買うの三拍子揃ったろくでなしが
スーダラな日常をゆる~~く書いてます(時々過激になりますが)
時々持病の鬱で更新が止まったりしますが、生きてはおりますので。。。

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う~んと・・・・おとうふです

  「なんだ、おめーココんトコ、食いモンの話ばっかじゃね~か・・・金返せ!」

と、お叱りを受けそうですが・・・「金はもらってネェよ」・・・なんせ、昨日近所のスーパーまでとはいえ4日ぶりに、まともに外へ出たうえに、その間ほとんどテレビも見てないから、これといってネタがありません

'''音楽ネタや、怒りネタ( カップ・キラー その3 もうチョッと待ってね、ごめんちゃいm( __ __ )m )
は、予想以上にパワーを必要とするので、今はパスッ'''

と、なると必然的に、肩の力の抜ける「食いもんネタ」になっちゃうんですよね・・・

で、おとうふです( どうだ、まいったか! )

食文化に対してだけは関西ナショナリスト(?)と言っても過言ではないTAMAですが・・・

野菜とお豆腐と、サバの棒寿司に関しては、つくづく京都に移り住んで良かったと思います

で、今回、おとうふです( しつこい?)

昨日の、ブログをアップしたあと、TAMAはいそいそと着替え済ませ、近所の大手スーパー“ D ”に向かいました。 と、言うのも昨夜の献立に決めた「鱈と豆腐と春菊のシンプル鍋」には、一つだけ絶対譲れない食材があるのです

それは“ とようけ屋山本のソフト木綿 ”でした

ハッキリ言って「メチャメチャ美味しい」。 そもそも、こんな凶器みたいに美味しい豆腐がスーパーに¥168であるのがなんかの、間違いなのです。 なので夕方遅くに行くと間違いなく売り切れてます

“ とようけ屋山本 ”との付き合いは、もう何年になるのでしょうか?
当時、飲食業のコンサルタント会社に所属していたTAMAに、京都の某所に“ 豆腐と生麩 ”をメインの店を立ち上げたい、と言うクライアントからの以来がありました。

ムムムムム、TAMAは、はたと考え込みました。 と、言うのも、こと豆腐に関しては京都には有名、無名織り交ぜて、一流の豆腐屋が、ゴロゴロあります

が、クライアントの依頼の店の規模が、かなり大きく。 そういった一流店から365日大量の豆腐を仕入れすることは、かなりの困難を予想されます
そもそも、京料理店でも大規模で、まじめな店は、豆腐とは「外注」するものではなく、若い衆の、通過儀礼として、漬物番と同じく店で仕込むもので、TAMAもクライアントにはそのように説得を試みたのですが「やっぱり餅は餅屋じゃないと・・・」と、良くわからん論理を展開して頑として譲りません


仕方なく、TAMAは会社から10人の人間を裂いてもらいプロジェクトチームを組織し、豆腐班に8人、生麩班に2人と言う、極端なチ-ム編成で活動を開始しました。 なぜ、生麩は2人なのかと言うと、京都には“ 半兵衛麩 ”と言う生麩に関しては絶対の信頼と生産量を誇る会社があって、よそを当たるだけ無駄なので「一応探しましたけど・・・」って報告書が欲しかっただけです

豆腐探しは、予想通り難航しました。 美味しい豆腐屋を探し出すのは容易ですが、どの店も仕入れの内容を告げると、あっさり首を横に振られてしまいます。 そもそも真面目な豆腐屋さんは、地域密着型で、先代から贔屓にしてもらっているお客さんに迷惑をかけてまで儲けに走る店はありません

まあ、最近では、パチンコ台になるほどの有名俳優を起用してCMを撮り「これぞ、ほんとの京豆腐」なんて言って大工場で大量生産した豆腐売りさばいてる会社もありますが・・・豆腐の味噌汁で顔洗って出直して来い・・・

P.T用に借りた貸事務所には、サンプルとして一丁づつ買って来た豆腐で山が出来ました
もったいないので、一通り試食してみましたが、全員一致でずば抜けて美味しい店が一件あります
それが、TAMAと京都市上京区七本松一条上ったところにある“ とようけ屋山本 ”との出会いでした
翌日、TAMA本人がお話にに出向きましたが、社長さんはご不在とのことで工場長さん( だったかな?)
が応対してくださり、豆腐作りの現場から、一通り見せてくださいました

特に、油揚げを、一枚ずつ職人さんとパートさん(?)が、丹精こめて手揚げしている現場を見たTAMAは、もう商談する気さえ失せてました

帰りに、お礼がてら自分用の揚げや、ひろうす( がんもどきのこと )を包んでもらい返ろうとするTAMAの目に飛び込んできたのは、おびただしい数の地方発送の伝票でした
自分の勉強不足を恥じたものです

結果、中堅どころの工場をもった豆腐会社にあたりをつけ、サンプルをクライアントのところに持って行ってOKをもらいました( 豆腐の味としてはかなり個人的に不満でしたが・・・ )
内装屋さんとの打ち合わせ、グランドメニューの選定と、ゴチャゴチャを経て店は無事に立ちあがり、軌道に乗る目安の半年を過ぎて、クライアント側の店長に権限を完全移譲し、TAMAの一仕事は終わりました
さて、もって帰った薄揚げですが、焼き網でこんがりと焼き目をつけ、熱いうちに刻みねぎとオロシ生姜を乗っけて、お醤油をかけると o(*^▽^*)oあはっ♪ビールに合う!日本酒に最高!

ひろうすも、他の材料をあえて足さず、単独で含め煮にしましたが、きめの細かさ、大豆の味の濃い主張、具のバランスと申し分ありません、いまではTAMA家の「おでん」の顔です
一発で“ とようけ屋山本 ”のファンになり、何かあるごとに、バイクで買い付けに行ってた( けっこう遠い )TAMAですが4年前、今のマンションに移り、周辺のスーパーを偵察に周っていると

(‥ )ン? 家から近い大手スーパー“ D ”の豆腐コーナーに“ とようけ屋山本 ”の専門コーナーが当たり前みたいにあるのを見つけ「狂喜」しました。「乱舞」もしそうになりましたが周りに迷惑なので止めました

今では、冬場は、鍋物に、湯豆腐に。 夏場は紫蘇や、当たりゴマを混ぜ込んだもので冷奴と、最高に幸せな豆腐生活を送っています

一度ちゃんこの具に、オババがケチって他所の揚げを入れようとすることがありますが、一口で見破って怒り狂ったTAMAの剣幕に、ブツブツ言いながら残りをキザミうどんにして食べたりしていました

“ とようけ屋山本 ”のソフト木綿です
イメージ 1 .
それにしても、ここ数年で先斗町に乱立した、客の前で豆腐を作って食べさせるのを売りにして高い金取ってる店・・・
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あのまずさはなんとかならないでしょうか・・・
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一度なんて、テーブルひっくり返しそうになっちゃった・・・
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「海原 雄山」か・・・ワシャ?」