老人ホームに居る母は、1月10日で81歳になりました。
他人と接する事を極端に嫌うので、
いつも自分の部屋でベッドに横たわる生活をしています。
母が変わったのは、父が亡くなる3年前からでした。
その壮絶な時間は、今思い出しても胸が痛くなります。
母は、父とうりつの面倒を見に来た事もあり、
時々「うりちゃんに会ってみたいなあ」と言ってました。
認知症ではありますが、私達の事は忘れていません。
そんな母の誕生日に、うりっすりを連れて行きました。
もちろん中には入れないので、玄関まで母を連れて行きました。
うりっすりは吠える事無く
うりつはシッポを振って喜んでいました。
もう3年以上も会ってないのに、覚えているんですね。
母は何度も名前を呼びながら、頭を撫でていました。
母は犬も猫も嫌い。
でも小さい頃のうりつは、大好きなじじばばが来るのを楽しみに待っていました。
「うりつは、忘れてなかったでしょ」
犬好きだった父とワンコの居る暮らしをしていたら、
母の人生は少し変わっていたかもしれません。
誕生日プレゼントは、母の大好きな花。
その花より、うりっすりに会えた事が一番だったと、
そう記憶に残ってくれたら嬉しいな。








