昼間は蒸し暑かった のに、夜になったら風が涼しくて肌寒いほど早くもっと涼しくなってくれないかなぁ
坂木司著「大きな音が聞こえるか」読了
高校一年生の男の子泳(えい)の青春小説。なんでも持っているがゆえに特に欲しいものもなく、サーフィン以外は毎日が退屈で退屈で仕方ない彼が、アマゾン川の終わらない波ポロロッカに乗るという目標を持ち、その実現の為奮闘する物語。ポロロッカって初めて聞いた言葉で、潮の満ち引きで海が逆流し波が河を遡る現象。サーフィンに何の興味もない自分が読んでも分かりやすくてスポーツ小説としてもいい。初めて幾つかのアルバイトを経験し、それぞれの仕事についての興味深い話も多く、お仕事小説としても面白いバイト先でも仲間に助けてもらったり影響を受けたり。ブラジルまでの旅費を貯めて、旅行の手配をして、ブラジルに仕事で赴任している叔父を頼り、いざブラジルへ。日本とは比べ物にならないほど様々な人々に出会い、楽しいことや衝撃的なこと、沢山の体験を経て自分が今までどんなに狭い世界で生きてきたか理解していく。泳が真っ直ぐな性格の子なので周囲の人達も彼に手を貸してくれる。物語の始め、今時のかったるそうな少年だった泳が後半は見違えるように成長してしまってその過程が丁寧に描かれていて素直に気持ち良く読める。
坂木司著「大きな音が聞こえるか」読了
高校一年生の男の子泳(えい)の青春小説。なんでも持っているがゆえに特に欲しいものもなく、サーフィン以外は毎日が退屈で退屈で仕方ない彼が、アマゾン川の終わらない波ポロロッカに乗るという目標を持ち、その実現の為奮闘する物語。ポロロッカって初めて聞いた言葉で、潮の満ち引きで海が逆流し波が河を遡る現象。サーフィンに何の興味もない自分が読んでも分かりやすくてスポーツ小説としてもいい。初めて幾つかのアルバイトを経験し、それぞれの仕事についての興味深い話も多く、お仕事小説としても面白いバイト先でも仲間に助けてもらったり影響を受けたり。ブラジルまでの旅費を貯めて、旅行の手配をして、ブラジルに仕事で赴任している叔父を頼り、いざブラジルへ。日本とは比べ物にならないほど様々な人々に出会い、楽しいことや衝撃的なこと、沢山の体験を経て自分が今までどんなに狭い世界で生きてきたか理解していく。泳が真っ直ぐな性格の子なので周囲の人達も彼に手を貸してくれる。物語の始め、今時のかったるそうな少年だった泳が後半は見違えるように成長してしまってその過程が丁寧に描かれていて素直に気持ち良く読める。