初日が無事に終わりましてあと3公演となりました朗読劇「この眩い世界にネガは瞬く」
ゲネ後の本番前はなんと配信までありましたのであっという間で、というかバタバタしてくれたおかげで緊張するひまもなかったようで良かったような(笑)
わたし、喋りは得意じゃないので若いみなさまにお任せしてしまうつもりでいました。
なつきちゃんやりこちゃんやまこちゃんはたくさんファンが画面でかわいいお顔見たいでさはょうしね♪こうへいくんやかなたくんもキャーキャー言われていることでしょう。
そう思ってたのに司会の咲田さんが意気込みをぼらさん!なんて振るので変なノリで話してしまいました。若者たちが優しく見守ってくれました。みんな優しい
初日終わり、少し本音です。
台本頂いたときに実は母親役は初めてで最初はやっとわたしも母ができるのかと喜んでいました。というのも27歳くらいのときテレビやCM関係のお仕事していていつも高校生の役とか大学生が多くいってもOL役で早く誰かのお母さんとか年相応のがやれないかな!って思ってるうち一度もなかったんです。
でもいざそうなったら、あれ?このお母さん私とは正反対なんだな・・・私は息子たちにいい大学いきなさいとかこうゆう友達と付き合うなとか干渉がなく、きれいめなお母さんというより大家族かーちゃんで男子ばかりだから口も悪く・・・「ごはん食べちゃいなさーい」というよりは「早く飯くえ!コラー!」みたいな(笑)
だから演じるときこの真逆な奥様をやろうと意識しちゃって控えめ過ぎてしまうことに・・・。楽しんで成り切るのができない。逆にかけ離れた人間のがやりやすいかも・・・と。そのうち余計なことまで自分の奥に閉まったことがでてきます。わたしには母親がいません。それについて姑には何かにつけてあんたは母親がいないからこんなこともわからないのよ、そう言われたときの気持ちが込み上げてきます。母がなく見本をみてこなかった自分が母親になれるんだろうか、そう思っていました。
だからまた母にぶち当たってしまってまた自分に壁を作り始めたのです。
そして、稽古の後は自問自答の時間が続きました。良くなっていくどころか更にネガティブになっていきます。←根が暗いですからね私マジで。
違う方向にもネガティブ進行していきました。夏砂に描いたという作品を観に行ったときのお母さん、いい演技だったなぁ。いいお母さんだった・・・母を演じるのが上手な人はたくさんいるじゃない!なんで私・・・うまくできなくて降板という言葉が頭をよぎります。
ダメダメダメダメ!ふー、ふー、こんなでもわたしはそんな事できない信頼強い真面目な人間やで!絶対やるったらやるんや。
そうだよ!なんで、自信持っていんだし!選ばれたんだから!
そんなとき演出のチョトサン・ミシェルさんから明日早めに来て稽古と呼ばれました。
なんと、演出からズバリ図星なことを行ってすぐ言われます。ぼらさん遠慮しないでください。抑えてますよね?ぼらさんを出してください。やっとここでセリフが言えました。もう稽古最後に!チョトサンが変な呪縛から解いてくださったおかげで本番間に合いました😭
ラボでは自分の勝手な解釈で決めつけた役をやるなと教えられてわかってるつもりがいざ外にでると吹っ飛んでます。ごめんなさい先生方!
よし!あと3公演!