セラピストの仕事をしているとよく思う。
なんと身体の事で苦しむ人の多いことかと。
はじめの頃は「救わなきゃ!」「治さなきゃ!」と思っていたけども、だんだんとそれが自己満足な事に気づき出して…
「じゃあ自分でやってもらおう」
と思いセルフエクササイズを重視したやり方に
変えて今も楽で、簡単に、再現性のあるものを模索し続けている。
でもでも、そもそも自分が1番楽に動けるようになりたい。自分の身体の在り方が変わっていくのが面白いから続けられていることに最近、ふと気づいた。
自分がやってみて楽になるからこそ、それを相手に伝えてるだけ。ついでに過ぎないんだなとわかった。
人が歩く理由はその人それぞれだと思うけども、自分が歩く理由は「自分が楽になるからそのついでに伝えてるだけ」くらいがちょうどいいんだと今は思った。
そして、そもそも身体というもの自体生きているからこそ在るものなので、死んだら必要なくなる。
生きているからこそ分かり、感じられるものだということ。
だからこそ1番大切にする必要のあるものなんだと思った。