「人は死ぬ時はひとり」と母親から言われた言葉を時々思い出す。
それが寂しいとか孤独だとかは思わないけど、なんとなくそうだよなとも思う時はある。
自分の人生って自分だけのモノで、そこに家族、友人、恋人、パートナー、子ども、同僚、恩師…色んな人が関わって歩いて行くんだなと思っている。
でも、仲間と一緒に何かを始めたりする人もいたり…
悔しさとか楽しさとか何かをバネにひとりで会社興したり、個人事業主を始めたりする人もいたり…
ただただ目の前の仕事をベルトコンベアの上のように流れてきたモノをこなすような日々を送る人もいるわけで…
人の数ほど人の生き方が存在するわけでして。
自分の生き方もひとりだなって思うことがある。
自分が行こうとしているところが自分ではどこかはわからないのに、とりあえず目の前に気になることがあったら片っ端から飽きるまで調べて、実践検証していく。
で、当たり前のようにそれをやっていても周りにはあまり理解されない。
同じようにやっている人が少なくともほとんどいない。
自分なんかよりも優れた人は沢山いて…
尊敬できる人もたくさんいるけど、その人達とは住む世界が違くて、会いたくても会おうとも思えなくて…
そんな中にいた頃の自分はどこか異質な存在だったみたいで、結局自分はその人達とは別の変な方向へ行ってしまってそれきり。
そこで得たものは今も活かせてはいるけども、やっぱり自分がやっていることってひとりなんだなってよく思う。
そもそも自分が求めていない。
周りにすごい人はたくさんいる。
振り返ると人は少しはいる、の、かもしれないけど…
同じ歩調の人はほとんどいない、と思う。
前を走っている人はたくさんいる。
自分がどこへ向かっているのか。
それは自分にもわからないことだけは確か。
そして、興味があることだけをし続けていることも確か。