ザお母さんは再びお母さんになった。

 



ある日、7人の救世主たちがやってきたことがあった。

 



 




 

扉から入ってくると



「癒しのお茶、冷たいので!!」





と叫び椅子に身を投げた小さい子たち。

珍しく7人はぐったり気味で、ピッピが7人に向かって手を伸ばして温め出した。



7人の中でお母さん的役割をしている人が




「ギャーギャー」



と騒ぐ包みを大事そうに抱えていた。

そしてザお母さんの所へ行き





「お願いできますか?」



と言ってその包みを渡した。

ザお母さんは泣き出して




「喜んで!!!」


と答えた。





7人は旅先でこの子を見つけたそう。

でも何をしても泣き止まなくて困り果てていたらこのお店が見えたんだって。




ザお母さんは7人から託された妖精の赤ちゃんのお母さんになった。




 


 

ザお母さんは前より髪がボサボサで忙しそうだけど笑い顔はとても柔らかくなった。


私たちはザお母さんに時々お母さん休業日をプレゼントしている。その日はお店にいる人みんなで赤ちゃんを預かっている。






妖精の赤ちゃんに会いに7人は時々お店を訪れるようになった。











次回予告

-Jamais Vu-

小学生の

それからの物語


📸素敵なお写真はお借りしました。ありがとうございます。