四男、ゆうと。
朝、起きるとまだ私の横で寝てる。
そっと起きなくてもゆうとは目を覚まさない。
しばらく朝の準備をしていると二階からゆうとの泣き声が聞こえる。
迎えにいくと上を見上げ大きな声で泣き叫んでいる。
小さい頃のゆうたろうにそっくりだ。
わざと階段の少し下から両手をのばしてやる。
怖くてすぐに抱きついてこない。そして、泣き叫ぶ。
少しの間、私が手を伸ばしてままにしていると意を決して私に飛びついてくる。
お互いギュッと抱きしめる。
そのときの抱っこが一番しっくりしていて、ほんとに体と体がぴったりとあってるような気がするのだ。