一部、何故?オリンピック・ロードの地上波放送が無かったのか?って話題になってますね。
これを見たら、ある程度納得して貰えると思います。
私は、とある方面から、前もってオリンピック・ロードの放映に関しては、UCIが管轄すると聞いてました。
なので地上波放送局は関与してないので、放映したくても出来なかったって事です。
放映に関して言えば、
通常のプロツアーと同じような国際映像に耐える仕様である事を求められてました。
そう、そもそも日本の地上波放送局にプロツアーと同等の映像技術が無かったので、入りたくても入れなかったって言うのが、ホントです。
多分、誰も話題にしない内容です。
実は、今回のオリンピック。選手もですが、放送クルーも本場の本物が来日してました!
皆さん選手ばかりに目を向けていませんか?
ホントに凄いのは裏方だったりします。
このカメラバイクも、持ち込みです。あまりの急造なので、日本のナンバーは付いてなかったですww
普通ではと言うか、国内レース程度では走れないバイク。
籠坂のヘアピンを立ちながらブレずに撮れる技術は日本の放送局カメラマンでは真似出来ないです。
恐ろしいスピードのダウンヒルも果敢に攻めカメラに収める姿はカッコいいです!
レースは流れているので、それぞれのバイクが連携しながら、レースの流れを止めないよう、付かず離れず、ルールも熟知し、選手との呼吸を合わせ、収める姿は収める。200km以上走りながら、しかも2ケツで!
これを日本の放送局がやれる?かと言えば出来ません。
そして、このバイクカメラから、ヘリに飛ばして、中継車に飛ばすってのも、超法規的やっていて、とても出来ないですね。
そして日本の放送局が地上波でやらなかったってのは、私からしたらむしろプラスだった!
多分、日本の放送局だったら、定点カメラとか…。クルマからとかで機動力も無くつまらない放送だったと思う。
ネット放映が、いつも通りのプロツアーと同じように見れたのは逆に良かったし、実は奇跡的だったんです。
本場のバイクカメラクルーが居たおかげです。
選手だけでは無い、撮影隊も海外レースレベルだった❗️
ツールが日本に来ないかな?って言ってる方たち。よく聞け!!
選手だけ来てもダメなんですよ! 裏方もひっくるめて全て来ないと出来ないんです!(どれほどの規模か?わかるでしょ!)
自転車だけ来てもダメなんです。こう言う機材も来ないと出来ないんです。この辺りがわからないようでは、ロードレースファンとは言えない。
海外で見ている人達は、ツールなどと同じ感覚で見れるのが標準なんです。日本規格ではダメなんだよね。
それを可能にした、オリンピックは凄いですよ!
この先、この映像感で日本開催のロードレースは出来ないと思います。(あるとすれば世界選手権?)
最後に! Good Job! カメラクルー!