連日 CoRich のプレゼントチケットで観劇

この日も大正解

 

あやめ十八番の「ゲイシャパラソル」

座・高円寺でも1は何年振りかだ

「紅」組公演

 

時は平成60年、深川の花柳界を舞台に芸者仇吉をめぐり繰り広げられる話し

日本人の半分が「ファンファン」に名前(戸籍)を売ってしまっているという衝撃的な設定

移民(と言っていいだろう)、政治等様々な社会に内在する問題を扱っている

 

端的に言えば

「名前」・・・忘れかけていたその重み
「深川」・・・時代を超えた「粋」
このふたつに思いをいたすいい機会を与えてくれた

 

最後の展開もよく、猫の舞台回しも工夫されていた

座高1のあの厄介な空間をうまく利用し、場面の転換も良かった

そしてシンボルの蛇の目傘がうまく使われ、三味線も入った音楽や踊りも場にふさわしい雰囲気を醸し出すのに効果的だった

さすがにこうした脚本・演出はどう逆立ちしてもできないだろうなぁという率直な感想

 

役者もみな好演で、かなりクヲリティの高い舞台だったと言っていい