ゆきうら まうら -8ページ目

ゆきうら まうら

とんとん からり とんぱたん。


くりかえし、ドタキャンを繰り返す方のために、

それでも埋められない時間がありました。


しかし、それも数年にもおよぶと限界というものがあります。


ジムのスケジュールをみていて、ふとこの時間に思い当たりました。


一回こっきりだっていいんじゃない。


というのは、先生にも他のメンバーにも失礼な気がしてできません。


けりをつけるしかない。


自分自身の時間も、大切にしなければならないときが来ていました。


ストレッチのあと、ひきつづきバレエのクラスがあります。

ほとんどのひとはそのままレッスンを受けますが、居残れない数人がスタジオを後にします。

わたしも そのひとりでした。


うらやましいなー。


でも、最初にストレッチに参加した時、

「初めてでも大丈夫ですか?」

「バレエでなければ・・・・」

というやり取りがあったのです。


はやる心を抑えつつ、ストレッチクラスで声をかけられたご近所の方にさりげなく打診すると、なんだか来てもらいたくないオーラが全開でした。


なんでかねー。


いまだに、そうです。


なんとかなるのじゃないかという根拠のないあては、一瞬にして崩れ去りました。


まあ、なんということか。

のっけから、床に直角にすわれないという驚愕の事実につきあたります。


タンジュ・ストレッチをしようものなら、足がつる!

土踏まずを出せっていわれても、感覚がない!

足指を小指から順番なんて、全指そろったって自由にならないじゃん!!


もう、心の中はアラームが鳴りっぱなし。


いまでこそ、体幹の筋肉が、とか

足底のアーチが、とわかってきましたけど

あまりの無様さに、敗退することもできませんでした。



センセーがとんでくる!!








行き始めてそろそろ一周年。

思いきってクラスに参加したのはたしか誕生日の翌週だったと記憶しています。



それまでは水泳やマシントレーニングなど、自分の空き時間に通うスタイルでした。

少し遅めのクラスなので仕事は終わっていますが、夕食の支度があります。


段取りもつけなきゃいけないし、何より<バレエストレッチ>と、ただのストレッチじゃないところにも気後れします。
背中を押したのは、ちょっとぽっちゃりめの方の、「わたしでもやってるんだから」の一言でした。


おそるおそるスレンダーな講師にあいさつし、どこについていいかわからないでいると、

「早い者勝ち。すきなところへ」

といわれて、以来スタジオ一番奥の鏡のそば&最前列が定位置になりました。