そういえば、今回のライブの少し前。
ほーじんさんが、FaceBookでヘフナーバイオリン・ベースが好きだというような書き込みをしてました。
すると、レスポンスで「ほーじんさんのルーツはポール・マッカートニーですか?意外です」といったような書き込みがあったように記憶しています。
しかし、それは意外でもなんでもなく、その当時は誰しも当たり前のことで、ほーじんが小学生の頃は、洋楽の情報としてはビートルズに偏った情報しか得られない状況だったはず。
小学生が情報を得ようとしても、無理な時代だったのです。
それは、商業的理由があり、ラジオでもテレビでも、視聴率を稼ぎだすのはビートルズであり、他のアーチストは必然的にマイナーな存在になるのです。
だから、ビートルズを入り口として、影響を受けるので、必然的にベーシストに憧れれば、=ポールになるわけです。
話は違うかもしれませんが、日本が世界に誇る古典文学として、「源氏物語」があります。
その物語を紫式部が書き残したいと熱望しても、当時は紙や筆といったものは高価なもので、スポンサーがいなければ残すことができなかったのです。
よって、後世の作家たちは「源氏物語」に影響を受けて物語を書くことになり、必然的にお手本にするわけです。
まぁ、それと似たようなことですね!
ただし、成長するにつれ、能動的に情報を得ることを覚えますから、様々なアーチストの素晴らしさに触れ、成長していくわけですな!
そんな私もビートルズから触れ、様々なアーティストを知るわけですが、ベーシストが一番好きになります。
ただ、私の場合、歌って弾くベーシストがフェバリットで、ポール・マッカートニー、ジョン・ウェットン、スティング等々...それらのアーティストを真似ていたものです。
中学2年生の時に、親にねだり買ってもらったのが、リッケンバッカーで、ビートルズよりも「ウイングス」が大好きになっていた私は、グレコのコピーモデルを所有してました。
がしかし、譜面も読めず、アンプもテレコを使っていたので、バンドを組もうと集まった同級生たちとやってはいましたが、すぐに挫折するわけです。(笑)
爆風スランプ以後にほーじんを知ったファンの方たちは、爆風銃でプレイするほーじんを知って、多彩なベースプレイをする彼に驚いたと思いますが、実はこちらのほうが先で、爆風銃の楽曲では、皆無と言っていいほどベースソロがありません。スラップなアプローチも全体を占めません。
私にしてみれば、爆風銃でのほーじんから出会ったので、こうしたプレイをするほーじんが大好きでした。
さて、今回の映像は、その意外なプレイをするほーじんさんをたっぷり楽しめるナンバー「Hit Me With The Music」をお贈りしましょう!
ほーじんさんのグルーブ感たっぷりのこの曲が大好きです。
そそ、この曲も歌詞の朗読コーナーありです。(笑)