訃報!「グッバイ、はっちゃん」 | 爆風銃 - BOP GUN -

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伝説のNo.1 Funk Band「爆風銃(Bop Gun)」
惜しまれつつも、1983年に活動を休止した。
再活動を望むファンのための応援ブログである。

今日、友人の衛藤浩一(ザ・グッバイのドラマー)からメールが来た。
ロックバンド「ザ・グッバイ」のベーシスト「はっつぁんこと『加賀八郎氏』」が逝去したとの知らせだった。

55歳だった。

20歳代の頃は、ファンキー末吉や衛藤浩一たちと毎晩のように六本木あたりで遊んでいたものです。
青春を共有していた仲間を失った。
多発性骨髄腫ということは聞いており、その病状を気にかけていたのだが、再入院ということをブログで知った時は、「もしかして?」という不安が心から消えなかった。

私が癌になり、闘病生活をしている時も、気にしてくれ、共にしぶとく生き残ろうぜ!と励ましてくれていた。
私も術後、相当な痛みに苦しめられたが、多発性骨髄腫の痛みは、想像を絶する痛みだ!

「はっちゃん、あんたは強いよ!」

知らない人もいると思うが、今回の爆風銃の5/6人のメンバーが集まるきっかけになった、1回目のトリビュートライブは、はっちゃんにベースをお願いした。

ファンキー末吉の経営する店でのライブなのだから、何らかの形で末ちゃんと縁のあるメンバーでやりたいという思いがあったからだ。

爆風銃の音源を渡す前に、はっちゃんから「ほーじんのベースはプレイできないぜ!俺、スラップ得意じゃないから」と断ろうとするので、「爆風銃はさ、爆風スランプと違ってスラップばっかりじゃないし、そんな難しくないから...」と言い、巻き込んだのだが...
「マーシー、簡単じゃないじゃん」と嘆かれた。

それでも、必死に一生懸命に短期間の間にコピーしてくれた。

はっちゃんのベースは人柄に溢れていた。
とっても優しくて安定感のあるベースだった。

トリビュートライブの後、はっちゃんから「マーシー、すっごく楽しかった。またやろうよ!またベース弾かせてよ」

でも、その約束を果たせぬまま、はっちゃんは旅立っていった。

「ごめんね!はっちゃん。約束守れなくて...」

あなたがプレイしてくれなかったら、5人は集まってないよ!
あなたには、本当に感謝しています。

悲しいというよりは、悔しい気持ちでいっぱいです。
はっちゃんにお返しができるように、爆風銃の再結成のための活動を続けるからね!
6人が集まった時は、天国から降りてきて、一緒に楽しもうね!

グッバイ!はっちゃん。

合掌!