ドラマ「大追跡」ロケ地巡りカメラ

第24話のオープニングは中区若葉町。「港警察署 駅前派出所」が爆破されます。

 

この地にはかつて「横浜東映名画座」と「横浜日劇」の映画館がありました。この2つの映画館の間にこの「わかば町」のネオンサインがあったと、ネットで確認しましたが、画像のネオンはここではないようです。

こちらは「名画座」跡。現在は「JACK&BETTY」というシアターとして横浜の文化を引き継いでいます。

 

こちらは名画座のネオンサインがあった場所(若葉町3)に名残がありました。

 

爆弾魔の戸部(清水綋治さん)より派出所爆破の犯行電話が所轄にかかります。そのあとすぐに2件目の爆破が神奈川区橋本町2の「POLESTAR」で起こります。現場で滝本が木彫りのキーホルダーを見つけます。

 

 

また戸部より所轄の捜査本部に電話が入ります。水原、矢吹、滝本がジムで汗を流しているところで結城が報告。爆死した畠山巡査が休暇で札幌に行ったことがあることがわかり、滝本はキーホルダーのことを思い出します。2件目の被害者の中本さんの恋人の入院先を訪れ、中本さんも札幌に行ったことがあることをつかみます。

 

さらに滝本は2人の被害者が6年前に札幌に行ったときにハイジャックにあったが、搭乗客(爆破の被害者たち)が戸部に飛びかかり犯行を阻止したことや共犯者に山根(蟹江敬三さん)がいたことがわかります。

 

横浜橋商店街の花屋の伊原さんが3件目の被害者になります。そんな中、またまた戸部から捜査本部に電話がかかります。4件目の爆弾をしかけ5時に爆破すると伝えます。電話が長引き逆探知が成功し、鶴屋橋の公衆電話に戸部がいることがわかり、水原と滝本は開港広場前から急行します。道は現在と違い、変形しています。

 

 

巡査が戸部を見つけ、戸部が逃げます。巡査を殴り拳銃を奪って逃げ、水原と滝本が応戦します。鶴屋橋の上には現在首都高が通っています。

 

 

戸部はさらに逃げ、滝本が追います。第13話で登場した「内海川こ線人道橋」です。現在は撤去され、見ることはできません。こちらは2022年の写真です。

 

 

このあと、JR敷地内で滝本が矢部を撃ち、入院した病院で亡くなってしまい、4件目の爆弾の場所がわからず、滝本は責任を感じます。一方、矢吹は山根に惚れてる女がいることをつかみ、新田に報告し、6年前に事件で4人目になりうる人物を探すように指示を受けます。中区海岸通1「横浜貿易協会」付近です。

 

 

滝本は水原に説教され、気合を入れ直し、捜査に向かいます。病院は第9話に登場した「花園橋病院」です。現在はマンションです。

  

水原と滝本は山根の元女に会い、山根が沖仲士をやっていることをつかみ、港を探し回ります。「沖仲士」は現在、差別的とされ「船内荷役労働者」や「港湾動労者」と呼ばれるようです。

 

矢吹は裁判所前から捜査状況を新田に伝えます。手がかりがないようです。こちらは

中区日本大通1「神奈川県庁本庁舎」前です。様々なドラマ・映画で使用されていますね。

 

 

山根が見つからず、焦る滝本。「ピア象の鼻 観光船乗り場」のところです。「東西上屋倉庫」は取り壊され、整備されきれいになっています。貨物線路は「山下臨港線プロムナード」として、人が歩ける道になっています。奥に見えるのは「開港資料館」や「県庁」です。

 

 

水原と滝本は「横浜市港湾協会」を訪れます。第18話では税関として登場。

山根が黄金町の寄せ場(ドヤ街)にいることをつかみ、急行。

 

 

宿の女将からパチンコ屋にいるだろうと教えられ、山根を見つけます。パチンコ屋は黄金町ではなく、西口五番街です。この奥にパチンコ屋があったということです。

 

 

山根は西区南幸の「幸橋」を渡り、なぜかハマスタに逃げます。この角のビルは変わっていませんでした。水原と滝本が山根を捕まえ、4人目のターゲットが港湾病院の医者の田所さんだとわかります。

 

 

爆弾は手術室の下階のボイラー室で発見し、外に持ち出します。「市立港湾病院」は現在、「市立みなと赤十字病院」の駐車場になっています。

 

 

水原が埋立地まで誘導。滝本は爆弾をかかえ、矢吹は必死に運転します。

「紅葉坂」~「桜木町駅前」~「開港広場前・山下公園」~「代官坂トンネル」~「新山下」を通って埋め立て地へ。

 

 

埋め立て地で爆弾を爆破させ、事なきを得ます。

この埋め立て地はどこでしょうか?奥に同じようなマンションと山が見えて、本牧かとも思いましたが、違うような。う~ん、どこでしょう叫び

 

 

今回のロケは横浜の広範囲に渡りました。 次は第25話です。