ウチの宿限定かもしれませんが、
フロントの仕事は、まるで『何でも屋』です。

本当に何でもやります。
お布団も敷きますし、あげもします。
人手が足りないときは、パントリーの片付けを手伝ったり、お料理さえ出したりもします。

また、フロントは黒子のようでもあります。ホクロではないですよクロコです。
フロントカウンターにいる時はもとより館内いたるところにいる時もそうです。
フロントスタッフは『主役にならない』とゆうか、気配を消し、そこにいないものとして見ていただくように行動します。
なので例えば足音も立てずに移動しますし(実際そう教えられます)、立ち位置などもお客様の視界に極力入らないように考えます。
自分がそこにいるということを、あえて主張しないのです。

でもやっぱり1番大事な役割は、『情報の伝達役』ですね。
お客様の要望を汲み上げ、わかりやすく噛み砕いてまとめ、調理場や客室係にもれなく連絡、伝達する。なぜならば情報こそがサービスのコアとなるからだとも思いますので。
そう考えると、フロントは旅館の『血液』、もしくは『神経』と表現するのが1番適当かもしれませんね。

私は、フロントの仕事をそんな風に捉えています。

主役になりたい人には、向かないかもですねぇ(苦笑)。