【3日目:午後1時】

お店の一角を占拠し、購入希望の商品をずらっと並べてみる

う~ん、改めて見ると、すごい量だ
我ながら、頑張った
でも、頑張るのはここからが本番
いよいよ、値切り交渉だっ
私の値切りいかんで、販売価格が決まってしまう本当に大切な仕事
ここは、ふんどし
を締めなおして、根性入れて行こうっ
と、まずは深呼吸
そして、交渉の前に、私の尊敬するバイヤーの先輩の言葉10ヶ条を思い出す
。
『「次にまた逢う機会がある」と設定されると、人間、その場で「ノー」とは答えにくい だから、まず始めに、交渉では、その機会(次の機会)を設定しろ
一期一会は、長い人間関係が必要なバイヤーにとっては不利。旅の恥はかき捨て、は最悪』というのが【先輩の言葉10ヶ条:第2条】
。
ということで、まずは、最初に友好ムードと共に「今後」のつながりを強面お兄さんに、しっかり説明っ
「私たちは日本で、御社のブーツ(トニーラマとジャスティン、ノコナ)専門のブーツショップを展開したいと思っています
今回、200以上のブーツを今、選んでいますが、まだこれは、ほんの序の口です。日本は今、真夏
。ブーツが売れるのは、これから先。たくさん販売して、また、来月、すぐに、さらなる仕入のため、逢いに来ます
」:と超笑顔の私
実はこの段階で、予算内に収めるために、50足前後のブーツをあきらめいています
せめて、同じ予算内で、その半分の25足は追加で買えるようにしたいというのが、希望ラインとして設定
「お、そうなのか。じゃあ、次回はビールでも一緒に飲むか
? で、結局どうしたいんだ?」:強面兄さん
お、なんかいい感触が・・・
「ぶっちゃけ、半値くらいが希望です
ただ、これから、提供して頂けるメーカー様と、共に良い商品の拡販に努めたいと思っているので、ぜひ、意見が欲しい。正直、どこまで安くなりますか
?」:と一転、超真顔の私
ここで【先輩の言葉:第5条】
『まず、かなり無茶な値段を言って、それを相手の頭の中に叩き込め その価格は、実際の商品価格とは全く関係無いはずなのに、なぜか、その価格が、交渉の前提価格になってくる ただし、その価格を言うときに、冗談だと思われたら終わり
絶対に笑うな
今までで最もまじめな顔でお願いをしろ そのお願いの前は、逆におちゃらけて明るい方が、「お願い」が引き立つ
』
これ、先輩は凄くうまいんです
今まで、馬鹿みたいに盛り上がって、はしゃいでいたのに、突然、真剣に頭を下げ、一切笑わない。誠心誠意お願いする。相手が、「そんなん無理やでー」と笑って返す雰囲気を作らない
もちろん、そんなに上手くマネが出来たわけではないのですが、それでも真剣さは伝わったのか、「分かった。ちょっと待ってろ」:ちょっと真剣な強面お兄さん
と、しばらくすると・・・
強面お兄さんが、メガネをかけたインテリ風おじさんと共に登場・・・
ん?この人がボスキャラかな
うーん、しかし、私の苦手な本部長に雰囲気が似てる
これはヤバイ雰囲気だ
「話は聞きました ありがとう ぜひ、日本のみな様にもお勧めしてください。ただし、値段はちょっと難しい。なぜなら、そもそも物凄く安い価格で設定している。そこからの割引、となると、特に一見さんでは難しい。全体の10%割引、くらいが限界です」:と、インテリおじさま
なるほど、いい感じで、普通に交渉が始まってる
先輩いわく、『こちらが無理な価格を設定すると、だいたい、普通の値引き価格を提示してくる。実際は、無理な価格と、提示価格の間くらいに落とそうよ、という意志表示だと思え』とのこと。
先方提示の10%割引では、5足増やすのが精いっぱい 最低目標の25足にも届かない ただ、間をとった落とし所では、25足増やせる可能性がある
ここはもっと頑張ろう
と思っていたら、隣にいた店長が・・・
「すでに私たちは、昨日から来てるから、一見さんじゃないですよーっ しかも、みなさん、従業員の方は本当に親切 ブーツも実際に見ると、想像以上に縫製含めて素晴らしい これを1足でも多く日本のみな様に提供出来なかったら叱られる しかも、彼女は、このやり取りも、ブログで報告してるしねっ
」:と、超笑顔の店長 
おー、素敵なフォロー&プチ脅迫&笑顔っ ありがとうっ
「なるほど、それは、下手な提示はできないね」:と、笑いながらインテリおじさま
「じゃあ、こうしよう ということは、安くしてほしい、というよりも、予算内でブーツの数を増やしたい、ということだね? こちらも実は、ある程度の売り上げ規模が欲しいところだったんだ。あと少し、追加で予算、出せるかな
」:と、インテリおじさま
お、何か交渉の方向が変わってきたが、良い風が吹いてる気がするっ
あとで、部長に怒られても良いから、予算上げちゃおう
最悪、自腹でもいいや、と腹をくくる。(それくらいの金額でしたし・・・)
店長も同じ気持ちだったらしく、私の目を見て、しっかりうなずく
よし、行こう
「はい 大丈夫 出せます ただ、諦めたブーツがそこに50足くらいある。それを私に預けて欲しい。必ず、日本のみなさまにお届するから
」:と、真剣な顔で私
「ちょっと待っててくれ」:インテリおじさま
待つこと20分
永遠にも思える、時間が経過したところで、駐車場に1台の車が
中からは、さらに偉そうな人が降りて来た
え~~~~っ
インテリおじさまがボスキャラじゃないの~~??
次回、「値切り交渉波乱の結末」と、「さらなる大波乱」が私を過酷な運命に突き落とします・・・

お店の一角を占拠し、購入希望の商品をずらっと並べてみる


う~ん、改めて見ると、すごい量だ
我ながら、頑張った
でも、頑張るのはここからが本番
いよいよ、値切り交渉だっ
私の値切りいかんで、販売価格が決まってしまう本当に大切な仕事
ここは、ふんどし
を締めなおして、根性入れて行こうっ
と、まずは深呼吸
そして、交渉の前に、私の尊敬するバイヤーの先輩の言葉10ヶ条を思い出す
。 『「次にまた逢う機会がある」と設定されると、人間、その場で「ノー」とは答えにくい だから、まず始めに、交渉では、その機会(次の機会)を設定しろ
一期一会は、長い人間関係が必要なバイヤーにとっては不利。旅の恥はかき捨て、は最悪』というのが【先輩の言葉10ヶ条:第2条】
。 ということで、まずは、最初に友好ムードと共に「今後」のつながりを強面お兄さんに、しっかり説明っ
「私たちは日本で、御社のブーツ(トニーラマとジャスティン、ノコナ)専門のブーツショップを展開したいと思っています
今回、200以上のブーツを今、選んでいますが、まだこれは、ほんの序の口です。日本は今、真夏
。ブーツが売れるのは、これから先。たくさん販売して、また、来月、すぐに、さらなる仕入のため、逢いに来ます
」:と超笑顔の私
実はこの段階で、予算内に収めるために、50足前後のブーツをあきらめいています
せめて、同じ予算内で、その半分の25足は追加で買えるようにしたいというのが、希望ラインとして設定
「お、そうなのか。じゃあ、次回はビールでも一緒に飲むか
? で、結局どうしたいんだ?」:強面兄さん
お、なんかいい感触が・・・
「ぶっちゃけ、半値くらいが希望です
ただ、これから、提供して頂けるメーカー様と、共に良い商品の拡販に努めたいと思っているので、ぜひ、意見が欲しい。正直、どこまで安くなりますか
?」:と一転、超真顔の私
ここで【先輩の言葉:第5条】
『まず、かなり無茶な値段を言って、それを相手の頭の中に叩き込め その価格は、実際の商品価格とは全く関係無いはずなのに、なぜか、その価格が、交渉の前提価格になってくる ただし、その価格を言うときに、冗談だと思われたら終わり
絶対に笑うな
今までで最もまじめな顔でお願いをしろ そのお願いの前は、逆におちゃらけて明るい方が、「お願い」が引き立つ
』 これ、先輩は凄くうまいんです
今まで、馬鹿みたいに盛り上がって、はしゃいでいたのに、突然、真剣に頭を下げ、一切笑わない。誠心誠意お願いする。相手が、「そんなん無理やでー」と笑って返す雰囲気を作らない
もちろん、そんなに上手くマネが出来たわけではないのですが、それでも真剣さは伝わったのか、「分かった。ちょっと待ってろ」:ちょっと真剣な強面お兄さん
と、しばらくすると・・・
強面お兄さんが、メガネをかけたインテリ風おじさんと共に登場・・・

ん?この人がボスキャラかな
うーん、しかし、私の苦手な本部長に雰囲気が似てる
これはヤバイ雰囲気だ
「話は聞きました ありがとう ぜひ、日本のみな様にもお勧めしてください。ただし、値段はちょっと難しい。なぜなら、そもそも物凄く安い価格で設定している。そこからの割引、となると、特に一見さんでは難しい。全体の10%割引、くらいが限界です」:と、インテリおじさま
なるほど、いい感じで、普通に交渉が始まってる
先輩いわく、『こちらが無理な価格を設定すると、だいたい、普通の値引き価格を提示してくる。実際は、無理な価格と、提示価格の間くらいに落とそうよ、という意志表示だと思え』とのこと。
先方提示の10%割引では、5足増やすのが精いっぱい 最低目標の25足にも届かない ただ、間をとった落とし所では、25足増やせる可能性がある
ここはもっと頑張ろう
と思っていたら、隣にいた店長が・・・
「すでに私たちは、昨日から来てるから、一見さんじゃないですよーっ しかも、みなさん、従業員の方は本当に親切 ブーツも実際に見ると、想像以上に縫製含めて素晴らしい これを1足でも多く日本のみな様に提供出来なかったら叱られる しかも、彼女は、このやり取りも、ブログで報告してるしねっ
」:と、超笑顔の店長 
おー、素敵なフォロー&プチ脅迫&笑顔っ ありがとうっ
「なるほど、それは、下手な提示はできないね」:と、笑いながらインテリおじさま
「じゃあ、こうしよう ということは、安くしてほしい、というよりも、予算内でブーツの数を増やしたい、ということだね? こちらも実は、ある程度の売り上げ規模が欲しいところだったんだ。あと少し、追加で予算、出せるかな
」:と、インテリおじさま
お、何か交渉の方向が変わってきたが、良い風が吹いてる気がするっ
あとで、部長に怒られても良いから、予算上げちゃおう
最悪、自腹でもいいや、と腹をくくる。(それくらいの金額でしたし・・・)
店長も同じ気持ちだったらしく、私の目を見て、しっかりうなずく

よし、行こう
「はい 大丈夫 出せます ただ、諦めたブーツがそこに50足くらいある。それを私に預けて欲しい。必ず、日本のみなさまにお届するから
」:と、真剣な顔で私
「ちょっと待っててくれ」:インテリおじさま
待つこと20分
永遠にも思える、時間が経過したところで、駐車場に1台の車が
中からは、さらに偉そうな人が降りて来た
え~~~~っ

インテリおじさまがボスキャラじゃないの~~??
次回、「値切り交渉波乱の結末」と、「さらなる大波乱」が私を過酷な運命に突き落とします・・・




、という事になり 、その場で恐る恐る、天敵の経理部長に電話を
」:私
。 




なるほどなるほど