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CHIPPEWA/チペワブーツ専門店の
ブーツワールドです。
CHIPPEWAのブーツはなぜこんなに減った?
5年間で約4割減、老舗ブーツブランドの現在
CHIPPEWA(チペワ)のブーツを昔から知っている方なら、最近のラインナップを見て、
「CHIPPEWAって、こんなに種類が少なかった?」
と感じたことがあるかもしれません。
実際、私たちもCHIPPEWAの商品を扱っていて、以前と比べて選択肢がかなり少なくなったと感じています。
そこで今回は、CHIPPEWAのブーツラインナップが実際にどのくらい変化しているのかを調べてみました。
かつては非常に多くのブーツを展開していたCHIPPEWA
CHIPPEWAは1901年、アメリカ・ウィスコンシン州チペワフォールズで誕生した、100年以上の歴史を持つ老舗ブーツブランドです。
ロガーブーツ、エンジニアブーツ、ワークブーツ、アウトドアブーツ、ヘリテージ系ブーツなど、非常に幅広いモデルを展開してきました。
さらに同じモデルでも、
・レザー違い
・カラー違い
・スチールトゥ
・コンポジットトゥ
・防水仕様
・断熱材入り
・アウトソール違い
など、多数のSKUが存在していました。
「CHIPPEWA=選択肢の多いアメリカンブーツブランド」という印象を持っている方も多いと思います。
ところが、現在はかなり少ない
過去の商品ページやカタログ、販売店の記録などからブーツに限定して追っていくと、ラインナップは明らかに縮小しています。
おおよその推移は、
| 年 | メンズブーツ商品数(SKU)(概算) |
|---|---|
| 2021年 | 約90~100 |
| 2022年 | 約80~90 |
| 2023年 | 約70~80 |
| 2024年 | 約65~70 |
| 2025年 | 約60~65 |
| 2026年 | 約55 |
となります。
※CHIPPEWAが各年の総SKU数を公式発表しているわけではないため、2021~2025年は過去の商品ページ・カタログ等から確認した概算です。
2021年を約95SKUとして比較すると、
約95 SKU → 約55 SKU
およそ5年間で、
約40 SKU減少
割合にすると、
約42%減
となります。
単純平均なら、年間約8SKUが純減している計算です。
かなり大きな変化です。
「毎年8モデルずつ廃番」ではない
ただし、CHIPPEWAが毎年きれいに8モデルずつ減らしているわけではありません。
実際の動きは、
旧モデルをまとめて廃番
↓
ラインナップを整理
↓
新シリーズを投入
↓
売れ筋を残して再び整理
という流れに近いように見えます。
特に2020年代前半には、昔からCHIPPEWAを知る人には馴染み深かったモデルやシリーズが次々と姿を消しました。
その一方で現在は、Classic 2.0、Super Logger、Super DNA、Thunderstruck、Paladin、Baldor、Valdor、Edge Walkerなど、シリーズを明確にした商品構成になっています。
つまり単純な「縮小」というより、
大量のモデルを揃えるCHIPPEWAから、売れるシリーズへ集中するCHIPPEWAへ変化している
と考えた方が正確でしょう。
あのCHIPPEWAのブーツも、いつの間にか廃番に
CHIPPEWAを長く見ていると、
「前にあった、あのブーツをもう一度仕入れよう」
と思って調べたところ、
すでに公式サイトから消えている。
ということが珍しくありません。
さらに現在公式サイトに掲載されている商品でも、「Sale」になっているモデルがあります。
Saleの商品がすべて即廃番になるとは限りませんが、少なくとも今後のラインナップ整理を考えるうえでは気になる表示です。
つまり、現在販売されている約55SKUが、そのまま数年後まで残るとは限りません。
なぜCHIPPEWAはSKUを減らしているのか?
メーカーから「SKUを○%削減する」という詳細な公式説明が出ているわけではありません。
そのため断定はできませんが、現在の商品構成を見ると、ブランド戦略の変化はかなり感じられます。
以前のCHIPPEWAは、ヘリテージ、ファッション、ワーク、ロガーなど非常に広い市場をカバーしていました。
現在はそこから商品を整理し、
ロガー・ワーク・アメリカンブーツというCHIPPEWAの強みが分かりやすい商品へ集中している
ように見えます。
多数のSKUを抱えると、レザー、ソール、金具、サイズなどの部材管理も複雑になります。
製造・在庫・物流コストを考えても、売れ筋へSKUを集中させるメリットは大きいでしょう。
それでもCHIPPEWAがなくなるわけではない
SKUが減っているからといって、
「CHIPPEWAというブランド自体がなくなるのでは?」
と考える必要はなさそうです。
実際、CHIPPEWAは新しいシリーズも投入しています。
つまり現在起きているのは、
ブランドの終了ではなく、ラインナップの再構築
と考えるのが自然です。
100年以上続いてきたCHIPPEWAが、現代のワークブーツ市場に合わせて商品構成を作り直している途中なのかもしれません。
逆に、旧モデルの価値が上がってくるかもしれない
ここがブーツ好きにとって面白いところです。
CHIPPEWAはモデル数が多かったため、
「いつでも買える」
という感覚がありました。
ところが現在は違います。
廃番になると、そのモデルがそのまま後継モデルへ移行するとは限りません。
特に、
USA製モデル
旧ロゴモデル
旧型ロガー
エンジニアブーツ
特徴的なレザーを使用したモデル
などは、新品で見つけること自体が難しくなってきています。
昔なら普通に販売されていたCHIPPEWAが、数年後には「探しても見つからないブーツ」になる可能性があります。
約5年間で約4割減
改めて数字を見ると、なかなか衝撃的です。
2021年頃には約90~100SKUあったとみられるCHIPPEWAのメンズブーツ。
2026年現在では約55SKU。
概算ではありますが、
約5年間で約40SKU、約42%減少。
もちろん、新しいモデルも登場しています。
しかし、それ以上のペースで旧モデルが整理されてきたことになります。
CHIPPEWAを長く知っている人が、
「最近、種類が少なくなったな……」
と感じるのも無理はありません。
「欲しいCHIPPEWAは、あるうちに」
私たちも長くブーツを扱っていますが、CHIPPEWAについては以前よりも「次回も同じモデルを仕入れられる」とは考えにくくなりました。
今回調べてみて、改めて感じたのは、
CHIPPEWAは、欲しいモデルがあるうちに手に入れておいた方がいいブランドになってきた
ということです。
今普通に販売されているモデルが、数年後も普通に販売されている保証はありません。
特にFinal Saleや在庫が少なくなっているモデル、長年販売されてきた旧型モデルについては要注意です。
100年以上の歴史を持つCHIPPEWA。
ラインナップは大きく変わっていますが、だからこそ今しか手に入らないCHIPPEWAもあります。
気になっているモデルがある方は、ぜひ一度現在のラインナップをチェックしてみてください。




