世界王者・ヨーロッパ王者の昔と今 | サッカーグッズ鑑定士大アナリスト

世界王者・ヨーロッパ王者の昔と今

ワールドカップ、ユーロというビッグタイトルを獲得したのが1998年、2000年のフランス代表と2008年、2010年のスペイン代表、皮肉にも両者のコントラストがこんな部分からも感じ取ることができる。





この本は2012年4月にスペインで発売されベストセラーになった作品で、内容はスペイン代表の強さの秘密などを密着レポートで紹介したもので、中にはチームを結束させた賭けトランプの部屋なる存在もあるのだという。まさに今飛ぶ鳥を落とす勢いのスペイン代表らしい作品。

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対照的なのがフランス代表のこの作品、あのワールドカップ南アフリカ大会での事件ともいうべきあの時の真実が書かれている。紹介文には、「史上最も醜い敗退」を喫した。監督侮辱、強制送還、練習ボイコット、キャプテン剥奪、男の嫉妬…。世界中に恥をさらしたチーム、などととあり、また以下のような過激な記載もある。

「国辱」に加担した男たち――。

ドメネク――選手の暴走を許した指揮官
アネルカ――暗い闇を抱えた確信犯
リベリ――代表に君臨したがった小キング
アンリ――ひたすら権力を夢見た策士
エヴラ――器に値しなかったキャプテン
トゥララン――連座を余儀なくされた善意の加害者
マルーダ――ツイッターで無言の意思表示をした日和見主義者
グルキュフ――仲間はずれにされていた名手
ジダン――隠然たる影響力を行使する稀代の英雄

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