いつもブログをお読み頂き誠に有難うございます。
ダナーブーツ専門店ブーツマスターです。
「履ければ問題ない?アメリカと日本の価値観の違い【Danner輸入の現実】」
【ダナーを輸入すると、たまにこうなる。】
Dannerを長年輸入していると、どうしても避けられない問題があります。
それが、
「箱の破損」
です。
今回届いたDanner Light IIの箱も、この状態でした。
写真の通り、かなり派手に破れています。
正直に言うと、
「またか・・・」
です。
しかし、実はこれは珍しい話ではありません。
【なぜこんな事が起きるのか】
Dannerのブーツは重いです。
特にDanner LightやFort Lewis、Acadiaなどは重量があります。
アメリカ国内の物流センター
↓
トラック輸送
↓
空港または港
↓
国際輸送
↓
日本国内配送
という長旅をします。
途中で何十回も積み替えが行われます。
その結果、
・箱の角が潰れる
・箱が破れる
・箱に穴が開く
・箱が押し潰される
という事が起こります。
が・・・
でも、破れることはなかなかないよね。
と思いますが、それでも起きるんです![]()
【アメリカ側の反応】
日本人からすると、
「箱が破れている!」
となります。
しかしアメリカ側へ写真を送ると、
返答はだいたい同じです。
履けるよね?
ブーツは無事だよね?
じゃあ問題ないよね?
です。
実際に何度も経験しています。
日本人の感覚とアメリカ人の感覚はかなり違います。
【日本人は箱も商品の一部】
日本では、
・箱が綺麗
・タグが綺麗
・包装が綺麗
これも商品の価値です。
特にコレクターの方や、
箱付きで保管したい方は気になります。
もしかしたら、不要になったらメルカリやヤフオクで売るかもしれません。
しかしアメリカでは、
「靴を入れる箱」
という認識が強いです。
そのため、
箱が多少潰れていても出荷される事があります。
【返品という選択肢】
もちろん返品はできます。
しかし現実問題として、
日本
↓
アメリカ
へ返送する送料は非常に高額です。
さらに、
・返送送料
・再発送送料
・時間
がかかります。
場合によってはブーツ本体より送料の方が高くなる事もあります。
【当店の場合】
こういうケースでは、
お客様へ状態を説明し、
再度取り寄せを行う事があります。
ただし再取り寄せをしても、
次に届く箱が完璧とは限りません。
実際、
新品交換したのに箱がまた潰れていた
という事もあります。
実際は、返送せずにSALE品として販売を行います。
【輸入品の現実】
実は私たち輸入業者は、
こういう事に慣れてしまっています。
これまでにも、
・左右とも左足だった
・箱の品番と中身が違った
・大きな傷があった
・箱が雨で濡れていた
・配送先を間違えられた
など、様々なトラブルを経験してきました。
今回の箱破損も、その中の一つです。
【最後に】
Dannerは素晴らしいブーツです。
しかし、
「アメリカから輸入する以上、箱の破損は一定確率で発生する」
というのも事実です。
私たちはできる限り状態の良い商品をお届けできるよう努力しています。
それでも国際輸送という長い旅の中では、どうしても避けられない事があります。
もし今後Dannerを購入される際に箱潰れを見かけても、
「アメリカから日本まで旅してきた証拠なんだな」
くらいに思っていただけると少し気が楽になるかもしれません。
とはいえ、きれいな箱できちんと届いてほしい、届けたい![]()
とは常々思っております。






