いつもブログをお読み頂き誠に有難うございます。
ダナーブーツ専門店ブーツマスターです。
DANNERが採用する2大迷彩ブランド
Mossy OakとRealtreeとは何者なのか?
DANNERのハンティングブーツを見ていると、
Mossy Oak
という表記を目にすることがあります。
一見すると単なる迷彩柄の名前に見えますが、実はそうではありません。
これらはアメリカを代表する迷彩ブランドであり、長年ライバル関係にある企業の名前なのです。
迷彩にもブランドがある
日本では迷彩というと、
「迷彩柄」
として一括りに考えられることが多いかもしれません。
しかしアメリカでは違います。
迷彩は単なるデザインではなく、
どのブランドの迷彩を選ぶか
という文化があります。
その中心にいるのが、
- Mossy Oak
- Realtree
の2社です。
どちらも1986年創業。
約40年にわたりアメリカのハンティング業界を牽引してきました。
Mossy Oakとは?
Mossy Oakはアメリカ・ミシシッピ州で誕生しました。
創業者は熱心なハンターだった
Toxey Haas(トクシー・ハース)。
彼は、
「もっと自然に溶け込める迷彩を作れないか」
と考え、自ら迷彩パターンの開発を始めました。
Mossy Oakの特徴は、
- 木の幹
- 枯れ葉
- 小枝
などを非常にリアルに再現していること。
特に森林地帯との相性が良く、
DANNERの「Element」シリーズなどで採用されています。
Realtreeとは?
Realtreeはアメリカ・ジョージア州で創業しました。
創業者は
Bill Jordan(ビル・ジョーダン)。
こちらも熱心なハンターとして知られています。
代表的なパターンである
Realtree Edge
は、
近くから見ても遠くから見ても人間の輪郭を目立たなくすることを目的として開発されました。
DANNERでは「Pronghorn」シリーズなどに採用されています。
実はライバル関係
面白いことに、
Mossy OakもRealtreeも1986年創業です。
しかも両社とも、
「自然に溶け込む迷彩」
を追求してきました。
そのためアメリカでは長年、
Mossy Oak派
と
Realtree派
という構図が存在します。
どちらが優れているというより、
好みや狩猟環境によって選ばれているのです。
なぜDANNERはこの2社を採用したのか?
DANNERはブーツメーカーです。
一方、
Mossy OakとRealtreeは迷彩開発の専門企業です。
つまりDANNERは、
自社で迷彩を開発するのではなく、
その分野で最も知名度と実績のあるブランドと提携しているのです。
商品ページに
- Mossy Oak®
- Realtree®
と表記されているのは、
正式にライセンス契約を結んでいる証でもあります。
迷彩の名前ではなく会社の名前
実は多くの方が、
Mossy OakやRealtreeを
「迷彩柄の名前」
だと思っています。
しかし実際には、
会社名でありブランド名です。
例えるなら、
- DANNER → ブーツメーカー
- GORE-TEX → 防水素材ブランド
- Mossy Oak → 迷彩ブランド
- Realtree → 迷彩ブランド
という関係になります。
DANNERのハンティングブーツを見る楽しみ
DANNERのハンティングブーツを見る際、
多くの方は
- 防水性能
- 断熱性能
- ソール
に注目します。
もちろんそれも重要です。
しかし、
「どの迷彩ブランドが採用されているのか」
という視点で見ると、また違った面白さがあります。
Mossy Oakなのか。
Realtreeなのか。
そこには約40年続くアメリカの迷彩文化と、二大ブランドの競争の歴史があるのです。
次にDANNERのハンティングブーツを見る機会があれば、ぜひ迷彩にも注目してみてください。













