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ダナーブーツ専門店ブーツマスターです。
本革は古い? 合成レザーは安物? ブーツ市場の現実
がテーマです。
【本革 vs 合成レザー】
ブーツ業界は今、どちらが主流なのか?
昔のブーツ。
ほとんどが、
“革”でした。
しかし現在。
軍・警察・アウトドア・タクティカル市場では、
「合成素材」
が急増しています。
では実際、
・どちらが優れているのか?
・なぜ市場は変わったのか?
・なぜ今でも本革に熱狂する人がいるのか?
今回は、
そこをかなり深く掘ります。
【まず、本革とは?】
本革とは:
牛や馬などの皮を加工した天然素材。
代表例:
・フルグレインレザー
・オイルドレザー
・ヌバック
・スエード
など。
そして、
ブーツ好きが愛する:
・Danner
・RED WING
・WHITE'S
・WESCO
この辺は、
“本革文化”
の代表です。
【本革最大の魅力】
それは…
「育つ」
こと。
履けば履くほど:
・色が変わる
・ツヤが出る
・シワが入る
・柔らかくなる
つまり、
“使用感が味になる”
んです。
ここが、
合成素材との最大の違い。
【本革ブーツのメリット】
・経年変化が美しい
これ。
やはり強い。
履き込んだブーツには、
独特の雰囲気があります。
・修理しながら履ける
ソール交換。
縫い直し。
オイル補修。
つまり:
「長く使う前提」
で作られている。
10年以上履く人も普通にいます。
・高級感がある
これはやはり本革特有。
特に:
・ホーウィン
・クロムエクセル
・オイルドレザー
などは、
雰囲気がかなり強い。
【しかし、本革にも弱点】
当然あります。
・重い
かなり重い。
特に:
・ロガーブーツ
・ワークブーツ
系は、
履くとわかります。
・水に弱い
日本は特に厳しい。
梅雨。
湿気。
汗。
放置すると:
・カビ
・乾燥割れ
・変形
も起こる。
・手入れが必要
ブラッシング。
オイル。
乾燥管理。
つまり:
“放置向きではない”
です。
【では、合成レザーとは?】
簡単に言うと:
「人工的に作った革風素材」
です。
主に:
・PU(ポリウレタン)
・PVC
・マイクロファイバー
など。
最近は:
・ナイロン
・TPU
・メッシュ
との組み合わせも非常に多い。
【なぜ今、合成素材が増えたのか?】
理由はシンプル。
「軽い」
から。
これ。
本当に大きい。
【現代ブーツ市場が求めるもの】
昔:
「頑丈さ」
現在:
「軽さ・機動力」
です。
だから:
・軍
・警察
・登山
・タクティカル
では、
合成素材がかなり有利
になった。
【実際、現代人気ブランドは?】
かなり合成素材が多い。
例えば:
・Salomon
・LOWA
・Merrell Tactical
・Oakley
・5.11
この辺。
軽量化をかなり重視しています。
【合成素材のメリット】
・軽い
圧倒的。
長時間歩行で差が出る。
・雨に強い
水を吸いにくい。
速乾性も高い。
・価格を抑えやすい
大量生産向き。
品質も均一。
・疲れにくい
現代市場では、
かなり重要。
【しかし…合成素材には怖い弱点がある】
それが:
「加水分解」
です。
湿気や熱で:
・ベタベタ
・剥離
・崩壊
が起こる。
【本革との決定的違い】
本革:
“ゆっくり老化する”
合成素材:
“突然死する”
これ。
かなり違います。
【市場を作っているのはどっち?】
これは明確。
数量なら合成素材
圧倒的です。
理由:
・軽量化
・スニーカー文化
・メンテ不要志向
・価格重視
が進んだから。
【でも、“憧れ”を作るのは本革】
ここが面白い。
結局。
人が:
「いつか欲しい」
と思うのは:
・Danner Light
・RED WING
・WHITE'S
・WESCO
だったりする。
【つまり】
合成素材=道具
本革=趣味・文化
になりやすい。
【Dannerも実は両方やっている】
昔のDanner:
・Danner Light
・Mountain Light
・Fort Lewis
→ 本革文化
現在:
・Tachyon
・Scorch
・FullBore
・Striker
→ 軽量・合成系
つまりDanner自身も:
「伝統」と「現代市場」
両方をやっている。
【結局どちらが良いのか?】
毎日ガンガン使うなら:
合成素材はかなり合理的
軽い。
楽。
速乾。
疲れにくい。
しかし。
「育てる楽しさ」
「長年使う楽しさ」
「味」
を求めるなら、
やはり本革は特別です。
だから今でも。
重くて、
手間がかかっても、
本革ブーツに惹かれる人が、
世界中にいるのかもしれません。





