GRAPEVINE - 真昼のストレンジランド
真昼のストレンジランド
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GRAPEVINE
ポニーキャニオン (2011-01-19)
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ポニーキャニオン (2011-01-19)
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せっかくなので全曲レビューでもしてみようかと思います。音楽知識は乏しいですけどね。
1.Silvarado
これは昨年11月の長田監督主催の bar Malpasoで一足先に聴くことができました。まぁそのときは基本的にドラムもベースもないアコースティックセットだったので、ここで収録されているのとはまた少し雰囲気が違ってたんでしょうけど。1曲目から壮大な感じです。これがこのアルバムにおいて中核を成す曲と言ってもいいんじゃないでしょうか。何かの始まりの予感、そういう楽曲ですね。
2.This Town
先行シングル風の歌のカップリング、そして一昨年ののtwangツアーの後半でもすでに披露されていた楽曲です。そのとき聴いた感じではoasisのsome might sayをさらに能天気にしたような曲だなと思ったのですが、DVDを見るとこれはツアーについてのことを歌った曲なんだそうです。間奏で田中さんと西川アニキが同じメロを奏でるツインギターが聴き所、バインの楽曲のギターソロってそれほど主張のないもの、、あくまで楽曲の流れに沿ったものが多いという印象がありますけど、この曲に関してはギターソロがサビなんだそうです。
3.ミランダ
これは最初聞いたときにfrom a small town収録のランチェロ58に感じが似ているなと思いました。前作のVexの感じにも似ている。ちょっと不穏な感じのする曲ですね。
4.Neo Burlesque
同じコードをビッビッビッビッとずっとリピートしてそれでリズムにして歌っているような感じ。後半アニキのギターが唸ってます。
5.おそれ
きれいなアルペジオ音が印象的。また始まるために、とかに近いかな。
6.Sanctuary
これは誰が聴いてもParanoid Androidを連想するのではないでしょうか。メロディだけでなくギターの音色もいかにもRadioheadですよね。
7.Dry November
まったりとした曲です。縁側に座ってギターをつまびくような感じ、外では小鳥も鳴いているみたいな、でもサビからはストリングスが加わって、なんか中世ヨーロッパな風景にかわっていきますね。
8.真昼の子供たち
爽やかかつポップな楽曲です。詞もすごく肩の力を抜いているというか、ナツノヒカリ第2弾みたいな感じですかね。
9.411
これ何だったかなぁ?、多分ツェッペリンの曲、クラシカルなロックには疎いのですが、そんな僕でもわかる、これは結構有名な曲のメロディをベースのフレーズに転用してますよね。
10.夏の逆襲
歌詞は2行でほぼインストといってもよい曲です。いかにもフリーセッションから生まれました、という感じの曲。こういうの久々かも。僕的にはPrimal ScreamのAutobahn66を連想しました。ギターのトーンが気持ちいいですよ。
11.ピカロ
これもまたまったりした感じの曲、アルカイックとかに近いかな。サビでハモを当てているのもまた田中さんの声ですよね。今回のツアーではこれを本編最後に持ってきそうな気がします。
12.風の歌
先行シングル、アルバムの最後にこれを持ってくるとなんというかこのアルバム自体を包括してるような感じですね。すべてを受け止めて前に進む、そんなところでしょうか。
全体を通して聴いてみて、前作までならかろうじて1曲はあったロック色の強いはじける楽曲(例えば疾走とかフラニーとか)が今作では1曲もなくなってしまって完全歌モノアルバムになっていますね。アルバムのなかで突出する楽曲がないのでまとまりはいいと思います。全体としてひとつの作品になってますね。過去のバイン楽曲のなかで僕的に例えば前作Twangsだと「Pity on the~」とか「Turd&Swine」、さらにさかのぼれば「Suffer the child」や「カレークッテナイデショー」のようなごりごりしててメロディアスでない曲ってあまり好みではないんですけど、今回のはそういうのも入ってなくて個人的には非常に聴きやすい。しかしこの楽曲中心でライブをするときに今までなら後半盛り上げていくところを今回はどう構成していくのかな、というのが興味のあるところですね。
Manic Street Preachers Postcards from a Young Ma
Postcards from a Young Man
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Manic Street Preachers
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東野 圭吾
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小説の内容的にも20年前ということでバブルの匂いがぷんぷんしてたり、あと携帯電話がもの珍しいような、そんな時代背景のお話が多くを占めます。僕的には「再生魔術の女」、氏の代表作のひとつ、「秘密」のプロトタイプである「さよならお父さん」、そして最後の「二十年目の約束」あたりが面白く読めました。ただ、どれとは言いませんけどそのときの勢いに任せて書き上げたような面白みの薄い作品もあったりと、トータルとして傑作集とはちょっといえないかなと思います。
あと、この本を読み終えた人で途中意味がわからなかったかもしれない部分、虎のもうひとつの意味とは酔っ払いのことらしいですよ。意味がわかったところで何なんだと言う感じもしなくはないですけどね。


