英国王のスピーチ
TOHOシネマズなんばで見てきました。やっぱりアカデミー賞受賞作ということで平日朝イチの上映にしてはそこそこお客さん入ってました。
主人公と師匠的な人がいがみあいながらもひとつの目標に向かって進むというのは、まぁよくありがちなストーリー展開ではあると思うのですけど僕的には何を克服するのか、というテーマが興味深かった。
知っての通り、吃音症、すなわち「どもり症」の王子(とは言ってもおっさんですけど)のお話なのですが、実は僕も吃音症なんです。だからこそ、自分が言いたいことを流暢に話すことのできないもどかしさ、ストレスが溜まるという心境は多分あの場にいた観客のなかでもトップクラスによくわかると思います。お話のなかで言語診断士の先生が王子に向かって小さい頃左利きではなかったか?と言われ、王子が「左利きだったが右利きに矯正された。」というやりとりがあって、実際僕も左利きから右に矯正されているのでやっぱりそうか、と溜飲を下げました。
出ている俳優さんとか全然知らないのですが、そういう自分にとって興味深いテーマだったのですんなり物語の世界に入っていけました。例えば「歌を歌っているときはどもらない」、というのはどもりを抱える人間なら周知の事ですし、あと、お話が第2次大戦前の緊迫した状況というのも歴史好きな僕からすればより楽しめるひとつの要素ではありまました。
陛下と先生の軽いけなし合いみたいなやりとり、ああいうのって日本の日常会話のなかではないじゃないですか。理解するのにちょっと頭を使うし。特に王子がテーブルの上に置いてあるプラモデル(それは先生の子供がつくりかけていたものなのですが)を見て、「国王の教育が厳しくてプラモデルなんか作らせてもらえなかった。」と言うと先生が「練習を続けたらそれを完成させてもいいぞ。」というシーン、王子としては一平民、しかも当時植民地であったオーストラリア出身の人間の発言だからかなり侮辱されてるわけじゃないですか、でも結局は従ってしまう。
王子のお兄さん、この人、自分で飛行機も運転して一見、バリバリ何でもこなすように見えるのですが、王位よりも女性(しかも離婚歴のある)に夢中になって、結局すぐ退位してしまうんですよね、しかも夢中になる女性が全然魅力的ではない、なんでも上海仕込みのすごいテクニックの持ち主らしいのですが。
あとヒトラーの演説をシーンを見て「何を言っているかはわからんが、でも演説はうまいな。」と関心しているのがニヤリとしてしまいましたね。
そういうシニカルなやりとりがあって、クライマックスのシーン、臨戦態勢に向けての決意を国民へマイクを通して演説するシーン、これは泣けました。大泣きではないけど涙が一筋垂れていく感じ、で、その余韻をぐだぐだ引っ張らずスパッとそこからわりと早い段階でエンドロールへと収束していくんですよね。そこも構成としてうまいなと思いました。
主人公と師匠的な人がいがみあいながらもひとつの目標に向かって進むというのは、まぁよくありがちなストーリー展開ではあると思うのですけど僕的には何を克服するのか、というテーマが興味深かった。
知っての通り、吃音症、すなわち「どもり症」の王子(とは言ってもおっさんですけど)のお話なのですが、実は僕も吃音症なんです。だからこそ、自分が言いたいことを流暢に話すことのできないもどかしさ、ストレスが溜まるという心境は多分あの場にいた観客のなかでもトップクラスによくわかると思います。お話のなかで言語診断士の先生が王子に向かって小さい頃左利きではなかったか?と言われ、王子が「左利きだったが右利きに矯正された。」というやりとりがあって、実際僕も左利きから右に矯正されているのでやっぱりそうか、と溜飲を下げました。
出ている俳優さんとか全然知らないのですが、そういう自分にとって興味深いテーマだったのですんなり物語の世界に入っていけました。例えば「歌を歌っているときはどもらない」、というのはどもりを抱える人間なら周知の事ですし、あと、お話が第2次大戦前の緊迫した状況というのも歴史好きな僕からすればより楽しめるひとつの要素ではありまました。
陛下と先生の軽いけなし合いみたいなやりとり、ああいうのって日本の日常会話のなかではないじゃないですか。理解するのにちょっと頭を使うし。特に王子がテーブルの上に置いてあるプラモデル(それは先生の子供がつくりかけていたものなのですが)を見て、「国王の教育が厳しくてプラモデルなんか作らせてもらえなかった。」と言うと先生が「練習を続けたらそれを完成させてもいいぞ。」というシーン、王子としては一平民、しかも当時植民地であったオーストラリア出身の人間の発言だからかなり侮辱されてるわけじゃないですか、でも結局は従ってしまう。
王子のお兄さん、この人、自分で飛行機も運転して一見、バリバリ何でもこなすように見えるのですが、王位よりも女性(しかも離婚歴のある)に夢中になって、結局すぐ退位してしまうんですよね、しかも夢中になる女性が全然魅力的ではない、なんでも上海仕込みのすごいテクニックの持ち主らしいのですが。
あとヒトラーの演説をシーンを見て「何を言っているかはわからんが、でも演説はうまいな。」と関心しているのがニヤリとしてしまいましたね。
そういうシニカルなやりとりがあって、クライマックスのシーン、臨戦態勢に向けての決意を国民へマイクを通して演説するシーン、これは泣けました。大泣きではないけど涙が一筋垂れていく感じ、で、その余韻をぐだぐだ引っ張らずスパッとそこからわりと早い段階でエンドロールへと収束していくんですよね。そこも構成としてうまいなと思いました。
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