チキです!
先日、会社の同僚に
車の買い替えについて相談したところ、
「残クレ」での購入を強く勧められました。
聞けば、本人も残クレで車を購入しており、
目下ローンを返済中とのこと。
ちなみに、
残クレとは「残価設定型クレジット」の略で、
購入した車を、数年後に下取りに出すことを前提に、
車両価格から下取り価格分をあらかじめ引いておき、
残った金額を分割返済することで、
ローンの支払いが終了すれば、
○ ディーラーに車を返却する
○ 残価分を支払ってそのまま車に乗り続ける
のどちらかを選択する必要があります。
同僚の場合は、
一旦ディーラーに車を返却した後、
また別の車で残クレ契約を結ぶことで、
数年おきに新車に乗り換えているそうです。
常に新車に乗れるというのは
確かに気持ちは良いでしょうが、
問題はやはり「お金」の部分
調べてみると、
残クレローンの金利は5%程度
これに対して、
銀行のマイカーローンは4%程度と
残クレローンの方が1%以上高い
そもそも、
5%の配当金を受け取るのに
どれだけ苦労するかを考えれば、
この金利でお金を借りること自体
どうなのでしょう…
その上で、
決定的にあり得ないと感じたのが、
将来買い取ってもらう残価部分にも金利がかかる
ということ(ここ大事!)
元金の減らない残価部分の金利ですから、
当然減ることなく最後まで満額を支払うことになります
同僚には申し訳ないですが、
こんな違和感しか感じないローン
あり得ないと感じるのは私だけでしょうか…
「現金一括で買えるもの以外はぜいたく品」
どこかで聞いたことのある言葉ですが、
言い得て妙だと思います。
