下痢は体に溜まった細菌や毒素を自然に排出しようとする働きによるものですので、下痢を我慢したり、下痢止めなどで止めてはいけません。

特にノロウイルスのような感染性の下痢や、食中毒の下痢の場合には、体内の細菌やウイルスがなかなか体外に排出されず、かえって症状の悪化を招く恐れがあります。

また、下痢は体内の水分も多く体外へと排出されてしまいますので、長引く場合には脱水症状を起こしたり、栄養がきちんと吸収できないために、体力の低下に繋がる恐れがあります。

そのため、しっかり水分を補うようにして、消化の良い汁物やお粥、煮込みうどんなどを摂るようにしましょう。

下痢の症状が落ち着いてきたら、少しずつ野菜や卵なども加えるようにして、雑炊のようにして栄養価の高い食材も摂るようにしていくと良いでしょう。