震災後の海外の報道で,混乱の中でも略奪・暴動を起こさない日本人を

賞賛したものがあった.

そのことは,純粋に誇りに思っていい.

考えてみれば,我々は,皆同じ「地震列島」で生活しているのだ.

地震は運命的なものとして受入れざるを得ない.

略奪・暴動など何の意味もない.


しかし,日本人の悪い面が出た部分も少なからずあったように思える.


 福島原発事故の避難区域を次々に拡大(すべて後手だ)していった様子は,

小兵力の逐次投入を繰返した挙げ句,全滅したガダルカナル戦に似ていないか?

 リスクを過小評価し,安全性をPRしていただけの原子力行政から,

客観的諸条件を無視し,希望的観測のみで踏み切った,南部仏印進駐・真珠湾攻撃・

インパール戦を連想しないか?

情報隠蔽の東京電力発表など正に,「大本営発表」そのものではないか.


失敗の教訓からもっと学ばねば.

その力が我々に無いはずがない.