その1からの続きです。


暗転後、舞台にはルミが一人で立っています。

ルミは普段着設定のワンピースです。

そして「ハート型ウィルス」が流れ出しました。

7話ではカオルが歌ってたのですが、ルミもソロでそれを歌います。

ルミのファンにはありがたいシーンだったのではないでしょうか。

バックダンサーのちゃんみーがそのまま残り実はホタルでした、となった途端、ゴジラのテーマ。

うりゃー、どりゃー、とジョビ吉が登場します。

そう、ここはミラクルガールズの練習場所だったのです。

ルミはガルラン解散後の事をホタルに相談して、ホタルは自分と組むべくジョビ吉に紹介しました。


実は7話でルミがガルランを脱退宣言し、カオルが辞めてホタルが一人になったとき、もしかしたらくっつくんじゃないかと予想はしてました。ホタルはそれまでにもルミにラブコールしてるし、ルミはガルランがある、という理由だけで断っていたのでホタルが嫌なわけじゃないと思ってたので。

ただ、カオルの代わりにルミっていうのがどうにも都合がいい、というかジョビ吉は自分に関係のないところで振り回される形になるのでさぞかし面白くないだろうし、認めないだろうなと思ってました。

ルミもプライドが高いのであまり好意的に思ってないカオルの抜けた穴に自分が入ることを望んでいるとは思ってなかったので、僕の予想はすぐに却下したのですが…。


ルミはアイドルの夢を捨てておらす、恥を忍んででも進みたいという決意がプライドに勝ったようです。

ジョビ吉も同じようなことをルミに言い放ち、いい相方が見つからなければ、ホタルを来月ソロでメジャーデビューさせる予定だったそうです。ホタルは「えっ!」っとなってそれはそれで満更でもない感じでしたが、結局もともと同じグループで一緒だったユニットということと、カオルを絡めた複雑な関係を逆に面白いと考えたらしくあっさりと加入を認めました。

ただし、条件付きで。

これからデビューまでの3ヶ月間、毎日レッスンを受けること。

それは、数日後に控えたガルランのラストライブにも出れないことを意味してました。

結局ルミの願いは受け入れてもらえず、心配顔のホタルをよそに頭を抱えるルミでした。

ルミは「最後まで責任もってしっかりやる」と脱退を宣言したとき言ってました。

それを果たすことができなくなったのです。

自分のわがままでツアー後半のいくつかを休演し目標達成に至らなかった原因の一端を担っていたルミにとっては最後の罪滅ぼしすら叶わなくなりました。

決してガルランが嫌いなわけでもなく、むしろ早苗達に負けないくらいガルランのことを想っていたルミにとっては本当に辛かったと思います。

でもルミに選択肢はなかったようです。


場面はまた変わり、ガルランの練習風景です。踊りの練習をしている4人でしたが、早苗がルミの遅刻に苛立っています。仁美が慌ててルミに連絡をとりますが電話には出ず、仕方なく打ち合わせに切り替え早苗たちはセットリストを決めていきます。

一番目「スーパースター」、2番目「OTONINARE」、そして3番目・・・ってときにルミからLINE.

用事が出来たから少し遅れる・・・早苗は完全に切れます。

そこへカオルが閑話休題として解散後のことをメンバーに尋ねます。

仁美はまだ決めてない。アイドル活動を続けるかもしれないし、そうでないかも。

こうと決めたときの行動力はすごいものがあるのに、結構優柔不断なところがあるようです。

そして早苗は・・・

「アイドルはきっぱり辞めて、大学生活を楽しむ」

と引退宣言をしました。

また二人で0からやり直すものだと思っていたイツキはショックを受け、その場から立ち去ります。

「追いかけなくていいの?」

仁美の問いかけに「あとで」とだけ早苗は応えます。きっと言えばそういう反応されることは、想像済みだったようです。そしてカオルは

「ガルランセカンドのオーディションを受けようかと思っています」と告げました。

なんといってもあのタガミプロデュースです。早苗は落とすに決まってると返します。

カオルはこのガルランが残していくものを引き継いでいきたい、という思いがあるようです。

新しいガルランにそれが必要かどうかはわかりませんが、カオルはカオルなりのガルランへの想いの表し方なんだろうと思いました。自分は望の期待も背負って加入したのに、結局救うことが出来なかったことを気にしているのかもしれません。早苗は自分で決めたことならがんばれ、と励まし、そしてイツキのところへ向かいます。


イツキはベンチに腰掛けうなだれています。そこへ早苗がやって来ます。

どう声をかけていいか一瞬戸惑いますが、やがてイツキの名を呼び、自分たちがアイドルを始めようと決めた時の回想になります。夕日を見ながら、いつか自分たちも、という決意を誓い合ったあの夕日によく似ていたのでしょう。

「思い出してたんでしょ?」という早苗に「うん」とつぶやくイツキ。

親友である二人に、余計な言葉は要らないようでした。

早苗はだまって隣に座りイツキの肩を抱きます

イツキは早苗の気持ちを理解ながらも早苗とも最後になってしまうという気持ちを抑えられず号泣します。


このシーン、二日目まではイツキは声を上げて泣いていたんですが、千秋楽では声を押し殺していました。

静かに泣く方も、じわじわと気持ちがこみ上げてきますが、僕は声を上げて感情のままに泣くほうが好きです。


ひときしり泣いて仁美やカオルのところに戻ろうとしたときルミが遅れてやってきます。

早苗はみるみる声に怒色が広がり、ルミを問い詰めます。

「もうこのメンバーで演るの本当に最後なんだよ!」

目を逸らすルミでしたが、ルミはルミで苦渋の決断を伝えなければいけなく、そこに早苗の言葉が文字通り突き刺さったのか、涙声で「うん」とだけ返事します。

そしてルミは自分がラストライブに出ることが出来なくなったことを二人(その後メンバーにも)理由を含め伝えたようです。イツキがそのことをナレーションし、ミラクルガールズへの参加を早すぎると称し、残念だといいました。

ルミにしてみれば、ツアー中に脱退を宣言してから考えていたことだと思います。

ジョビ吉にあのような厳しい条件を出されなければラストライブに出るつもりでいたわけですから。

ここで自分の思惑通りに進まない運命を突きつけられるのはルミの性なのかもしれません。


そしてついに、ラストライブ当日になりました。


続きは次回アップします。

読んでいただきありがとうございました。