ビジネスの調子と、身体の状態は無関係ではありません
1. 仕事の波と身体の小さなサインを見逃さない
忙しさの質が変わると、身体の反応も変わる。平常時には小さな違和感に過ぎなかったものが、仕事量や責任の重さが増すと見過ごせない信号へと育っていくことがある。例えば、会議での集中力がいつもより切れやすい、判断のスピードが落ちた、夕方になると急に気力が失われる――こうした変化は、単に「疲れた」という言葉で片づけられるが、実際には日々の積み重ねが生み出した状態の表れであることが多い。
多くのビジネスパーソンは、外的な要因(取引の状態、プロジェクトの遅延、人間関係のもつれなど)をまず疑い、それを解決しようと動き回る。しかし外側に問題があるときもあれば、自分自身の状態が先に変化していて、そのせいで外側への対処がうまく効かなくなっている、という場合もある。重要なのは、どちらが先かを短絡的に決めつけず、まずは自分自身の小さなサインに目を向けることだ。
日常のルーチンを一つずつ振り返ってみる。睡眠の始めと終わりの感覚、目覚めたときの重さ、昼間の集中の波、夕方以降の回復の仕方。これらを丁寧に観察して言葉にすると、単なる「疲れた」では表現しきれない層が見えてくる。そこから初めて、本当に必要な小さな調整が見つかる。
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2. 「やることを増やす」より「溜めているものを整理する」ことのほうが先になる理由
忙しいとき、私たちはつい「足りないもの」を補おうとする。もっと睡眠時間を捻出する、ジムに行く頻度を増やす、自己啓発に時間を割く、といった行動がそれに当たる。しかし多くの場合、行動をひたすら積み上げても、土台が整っていなければ効果は限定的だ。なぜなら、行動を受け止め、次につなげるための内側の余白がないからだ。
残業で頭がパンパンのときに1時間のトレーニングを無理に入れても、それが回復やパフォーマンス向上に直結するとは限らない。先に必要なのは、頭の中や心の中、生活の中に溜まっているモヤモヤや判断の停滞を言語化して整理することだ。言葉にすることで、なぜその行動が今空回りするのか、何が本当に足りないのかが見えてくる。
言葉にするプロセスは、効果的な行動設計の前段階であり、行為の取捨選択を可能にする。優先順位を再設定し、無理のある「やること」を減らしていくことは、長期的に見れば時間とエネルギーの最大化につながる。
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3. 話すことで思考が整理されるプロセスとその効用
人に話すとき、私たちはただ情報を伝えているわけではない。話すことで思考そのものが外側に出され、再構成されていく。頭の中に渦巻いていた断片的な考えが、声に出すとまとまり始め、優先順位や因果の見え方が変わる。これが「話すこと」による最も実務的な効用だ。
例えば、チーム運営の悩みを第三者に話すと、相手は解決案を出す前にその人の言葉の中から本質的な問いを抽出することがある。それによって相談者自身が「本当に困っていること」に気づくことが多い。業務の問題に見えて実は対人関係の疲れだったり、業務負荷の偏りではなく休息の取り方の問題だったりすることは珍しくない。
また、話すことは身体の緊張をほぐす働きもある。言葉にして感情や考えを外に出すと、呼吸が通りやすくなることが多い。浅くなっていた呼吸が少し深まると、思考のクリアさや気持ちの余裕が戻る。結果として、判断のスピードや精度に影響を及ぼすことがある。
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4. 「話せる相手」を持つことの価値とその実際的な形
仕事場で相談できる相手がいることは重要だが、業務上の相談と自分の状態を整理するための相談は別物だ。前者は合理的な解を要するが、後者は受け止められることそのものが価値となる。受け止められる場では、相手の反応に対して自分がどう感じるかを確認するだけで充分なことがある。
実際に話せる相手は、同僚や上司、家族ばかりではない。プロの伴走者、コーチ、信頼できる友人、あるいは第三者の専門家といった選択肢がある。大切なのは、その場が「評価の場」ではなく「整理の場」であることだ。そうした場では、結論を急がず、まずは現在地を言語化することが促される。これが次の具体的な一手を考える助けになる。
日常に組み込める形としては、短時間の定期的な対話や、週に一度の振り返りミーティングのような形式が有効だ。オンラインの利点を活かして、移動の負担をなくし、生活の延長として話せる環境を作ることも現実的な選択肢である。
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5. 仕事のパフォーマンスに影響を与える「見えない負荷」の正体
時間管理や業務量といった見える負荷の他に、見えにくい負荷がある。それは、未解決の感情、モヤモヤした人間関係、将来に対する漠然とした不安、判断を先延ばしにしている項目などだ。これらは直接「忙しさ」を生まないが、精神的な余白を消費してしまい、結果的に集中力や柔軟な思考を奪う。
こうした見えない負荷が長期にわたり蓄積すると、短期的にはちょっとしたミスが増え、長期的には意思決定の質低下やモチベーションの低下に繋がる。だからこそ、定期的に自分の内側を棚卸しすることが重要だ。棚卸しとは、感情や考えのチェックリストを作り、何が重いか・何が小さなストレスかを分類する作業である。これを言葉にして外に出すことで、初めて対処の優先順位が決められる。
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6. 対面が合わなかった人にオンラインが合う具体的な理由
対面だと着替えや移動、準備という心理的コストがかかる。さらに、対面の場では「見られている」という感覚が邪魔をする人もいる。オンラインはこれらの障壁を下げる。自宅で落ち着いた格好のまま、自分の空間で話せるため、自然と本音が出やすくなる。
また、オンラインは時間的柔軟性が高い。午後の短い時間で集中して話すことができ、それが日常のテンポを乱さずに続けられる。ビジネスパーソンにとって移動のロスは小さくないため、ここを削減できることは継続性を高める大きな利点となる。
さらに、プライバシーの確保がしやすい点も見逃せない。オンラインのほうが安心して話せる場合がある。これらの理由から、対面で違和感を感じた人がオンラインで有意義な整理を行えることは多い。
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7. 日常の小さな調整が仕事の質に与える影響
いきなり大きな変化を求めるのではなく、日常の小さな調整を積み重ねることが、長期的なパフォーマンスに効く。例えば、朝の10分を自分の現在地をメモする時間に充てるだけで、1日の判断の迷いが減るというケースはよくある。夜のルーティンを少し変えて寝つきを改善するだけで、翌日の集中度が上がることもある。
こうした小さな変化は目立たないが、累積すれば大きな差になる。重要なのは「自分にとって続けられる形」を見つけることだ。言葉にして整理したうえで、実行可能性の高い小さな一手を決め、それを繰り返す。これが最も現実的な改善のロードマップである。
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8. 「頑張り続ける自分」を見直すための問いかけ
日常を変えるために、いくつか自分への問いを持つとよい。たとえば、今週一番エネルギーを使った出来事は何か、そのときどんな気持ちだったか。今月、一番繰り返している思考のクセは何か。あるいは、10分で答えられる「今日の自分の満足度」を毎日記述する習慣をつけるのも有効だ。
問いを持つことで、自分の中の当たり前が見えてくる。そしてその当たり前を変えるかどうかは、外部の正解に従うのではなく、自分が納得して決めることが重要だ。納得できる選択は続きやすく、結果的に仕事の安定にもつながる。
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9. 組織のリーダーや経営者にこそ必要な「自身の状態の可視化」
リーダーは多くの場合、周囲の状態に気を配るあまり、自分自身の状態を後回しにしがちだ。しかし、リーダーの状態はチームに敏感に伝播する。リーダーが張りつめていると、チームも呼吸が浅くなり、判断のスピードが遅れることがある。
したがって、特に経営層や管理職は自分の状態を可視化する仕組みを持つことが望ましい。これは恥ずかしいことではない。むしろ、組織を安定させるための重要な投資だ。定期的に外部の伴走者と話す、短いセルフチェックをルーティンに組み込む、といった実務的な対策が有効である。
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10. オンラインパーソナルの位置づけ——行動を押し付ける場ではなく、言葉で整理する場
多くの方は、パーソナルと聞くと運動メニューや厳しい指導を想像する。しかし、ここで提示するオンラインパーソナルは違う。主眼は「誰かと話すことで自分の状態を整理する」ことにある。
言葉で整理できれば、次に何をすべきかが明確になる。行うべきことの優先順位が決まれば、無理な行動や長続きしない自己ルールを減らすことができる。結果として、身体の使い方も自然に変化し、仕事の向き合い方にも良い影響が出る。
これは短期的な「頑張り」ではなく、長期的に続く生産性の土台を築く行為である。
オンラインパーソナルは、忙しいビジネスパーソンが無理なく取り入れられる方法であるという点が最大の利点だ。移動の負担を減らし、生活の中に組み込みやすい時間設計で伴走する。無理のない変化を求める人に向いているサービスと言える。
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オンラインパーソナルセッションのご案内
私は、あなたの身体と人生の質を高めるために、身体の使い方や生活習慣をアドバイスさせていただくサービスを提供しています。
イメージとしては、フィットネスジムのパーソナルトレーニングのオンライン版です。特徴は以下の通りです。詳細は公式サイトをご覧いただくか直接ご連絡ください。
「運動しない」セッション方式
運動そのものを実施するのではなく、運動の前後を支えるコミュニケーション重視の伴走型サービスです。お悩みに対して、姿勢や生活習慣から主原因を整理し、生活に合った目標を設計。また、続けやすい仕組みを整え、セッション後もLINEでフォローします。運動はスポーツクラブや家等で実施できるけれど「変化が出ない」「やり方が分からない」「続かない」と悩む方に適しています。畳一畳分で可能です。エクササイズ道具も不要です。
「家族みんな」で同時受講可能
1アカウント(1回線)で親子が交代して利用できるユニークなサービスです。例えば、子どもたちのセッション時間内に親御さんの健康相談も行えるなど、家族全体を効率よくサポート可能。家族全員がパーソナルセッションを受講するのは時間や費用面で難しい方にオススメです。※同時に2アカウント参加は不可
「運動を超えた」アドバイス
私はパーソナルトレーナーではなく、「ライフコーディネーター(通称:LC)」です。運動そのものよりも「無理なく続けられる仕組み」「日常の意識変化」を重視。また、運動意欲や健康面は、外部要因(仕事や日常のストレス等)からの影響を受けやすいのが実情です。よって、カウンセリングを通じて、健康だけでなく仕事や家庭の課題にも寄り添い、より豊かな生活全体をコーディネートします。
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米田貴晴