明日はハロウィン―

以前は街中やショッピングモールでもわりと大がかりなハロウィン・ディスプレーを目にしたものですが、最近はすっかり控えめになった感じです。


幼稚園や保育園のイベントとしてはまだわりと盛り上がっている様子ですが・・・

渋谷のバカ騒ぎとか、昨日の隣国の悲劇とか・・
ハロウィンはますます肩身が狭くなっていくようです

東洋人にはハロウィンはあまり相性が良くないのかも・・?


『ハロウィン』という名称が日本でわりと一般的になったのは(私の感覚では)1980年前後です。
ジョン・カーペンター監督の映画『ハロウィン』によってその名が知れ渡るようになった―というのが私の記憶なのですが、ぜんぜん違うかもしれません。


もちろんそれ以前にも異国のハロウィンの様子を目にすることはありました。
昭和生まれの方ならなら、アメリカのレジェンド級TVドラマ『奥さまは魔女』がハロウィン映像を観た最初だ・・・という人はかなりいるかと思います。
『奥さまは魔女』は八年にわたって制作されていたので、ハロウィンエピソードがたぶん年の数ほどあります。

私が『奥さまは魔女』を観ていたのは1970年ごろ・・小学生の頃です。日曜日の午前中だったのでこれは再放送だったのだと思います。
記憶に残っているのは二つのハロウィンエピソード
『魔女だらけのある夜』と『タバサと三匹のお化け』です

まだハロウィンという言葉は使われず、劇中では『万聖節』あるいは『万聖節の夜』と呼称しています。実際には万聖節の前夜なんですけどね(現在発売されている映像ディスクの字幕ではちゃんと『ハロウィン』の名称が使われています。)

 


『魔女だらけのある夜』


サマンサの母エンドラがダーリンの家でハロウィンパーティー開催を勝手に決めて大騒動が巻き起こります。
アーサー伯父さんのチェシャ猫ぶりと隣人グラディスさんの狂乱ぶりが大いに笑えて、お気に入りエピソードの一つです。

『タバサと三匹のお化け』


ハロウィンの日、タバサちゃんが絵本からグレムリン、ゴブリン、ジャックオランタンを現実世界に召喚してしまいます。
『ジャック・オ・ランタン』というお化けの名前を初めて知った作品です。

 


それにしても、奥さまは魔女の日本語吹き替えスタッフのセンスは素晴らしいの一言でしたね。