二十歳前後に遡るんですが、公共のプールに涼みに行って、室内で当時流行っていたのか邦楽が流れていて、なぜかその中の一曲だけ、しっかりとメロディーを憶えていて、いまだにそのメロディーを口ずさむことができ、もう40年も謎のまま経つので、ここらで終結しようと思い、探し始めています。

 

確かな手がかりは、山本達彦の曲だったこと。

当時は、貴公子と騒がれていた人だったので、レコード店でアルバムを買いに行くのもなんだかなって抵抗を感じ、ま~どれかのアルバムに入っている曲だろうと簡単に考えていた。

 

それから数年が経って、どんな人だろうと新譜を聴いたりもしたが、肝心の曲はそれ以前のアルバムであって、てっきり東芝時代のアルバムからスタートするんだろうと思っていた。

 

以前に、再発の紙ジャケを2枚程度買ったが当然見つからず、35周年のベスト盤にあるかと思い、それを買っても見つからなかった。

 

この時、DVDの映像には貴公子だけあって、湘南が舞台のPVもあり、あの頃のルート134や披露山公園が登場したり、高校生の竹内結子も登場します。お亡くなりになってしまって、観る度に残念な思いです。

 

全然、貴公子に縁はないのですが、後になって気が付いたのが、以前に住んでいたところから近い幼稚園と、そのはす向かいのお坊ちゃま一貫校に行かれてたのは知っていたのですが、ご近所にお住まいだったのを知ったのは引っ越された後でした。

 

今ではホテルが建っているので、貴公子は本当だったんだなって。

 

40年近く前に、JR飯田橋駅(当時は国鉄)のホームから改札口までなだらかな坂の通路で、その片側の壁一面にアルバムの発売に先駆け、大きなポスターが貼られてました。最初は「I LOVE YOU SO」で、その次は「LE PLEIN SOLEIL(太陽がいっぱい)」でした。

 

 

ポスターがでかかったので、ま~注目しない訳がなく、彼は誰なんだろうみたいな、なんてイケメンなんだ!(同じ男でこうも違うのかって嫌気がさすほど)って、さぞかしレコード発売日に、どこの駅にも貼られてるんだろうなって思っていたら、どうも飯田橋駅だけだったみたいで、何の縁でって当時は不思議に思いました。

 

そう言えば、一度だけ地下鉄の駅で、一緒の電車に乗られている姿を目撃しました。淡いグレーのジャケットを着ていて、手には六本木WAVEのレコード袋を持たれて、ドアに向かって分からないように立たれていました。それだけでもオーラを発してました。まさか駅の近所にお住まいだったとは・・・。

 

最近ではCITY POPSブームにあやかり、昔のアルバムが安く再発されたのを機に、アルバムをさっそく買いました。これで自分の中のモヤモヤが解決するんだろうなと軽く考えていたが、一通り聴いても見つからない。なんで!

 

Wikipediaを見ると、東芝時代より前があって、フィリップス・日本フォノグラム時代に3枚あることを知った。どうもこちらはLPでしかない。

 

YouTubeにアップされているので、2、3作目は一通り聴いても見つからず、残すはファーストとなる。まさか今さらLPを買うわけに行かず、ヤフオクで探したら、3作品のCDがあることを知った。転売的なものみたいだ。

 

SONY MUSIC SHOPのオーダーメイドファクトリー(廃盤再プレス)で発売されているものらしいことが分かった。しかし、いまだ在庫があるんだって感じ。

 

YouTubeで聴いてみると意外と良いことに気が付いた。

買いはしないが、なんて長い道のりなんだろう。

まさか自分の記憶は、勘違いだったってなると、死ぬまで分からずに終わるってことか!    

 

おかげで、山本達彦に詳しくなっている。なんで今!