ヴァンゲリスに続いて、届いたばかりのがコレ!

 

 

洋楽の中のオタク的なジャンルがプログレですが、さらに細分化すると、こちらのカンタベリーロックとなります。

 

40年前にレコード店巡りをした時でも、プログレのジャンルでの専門店がありました。

レコード店は健全でなく、怪しい感じというか。

変なお店の意味ではなく、見たことない怪しいレコードジャケットばかりが店内に飾られて、そのジャケットデザインの雰囲気に飲まれたせいなんでしょう。

 

音楽は、演奏が高度で複雑、曲が長いといった、オタクという言葉もない時代でしたから、当時で例えるなら、文系・理科系的な分け方でしょうか。ヒットして街中で流れる洋楽を文系として、それ以外のマイナーな癖のある音楽が理科系で、今でいうオタクなんです。

 

それを一瞬聴いただけで、分からないからもう良いって断るのと、ん~なんだろうみたいな軽い興味から始まって聴く違いで、運命が分かれるジャンルとでも良いましょうか。

 

ジャズも、ん~なんだろうみたいなところでギブなところもありますがね。

 

私の始まりは、高校の部活部屋に先輩が持ち込んだレコードに、キャメル「スノーグース」があって、いっしょにキング・クリムゾンの宮殿やピーター・ガブリエルの不気味なジャケットのレコードが混在していたのですが、「スノーグース」だけが目に入ったわけです。

 

聴いてみると、これがジャケットのイメージにピッタリで、夢中になったのが始まりでした。その後に出たキャメルのアルバムを聴いていくうちに、ベーシスト兼ヴォーカルのリチャード・シンクレアの牧歌的な歌声に魅了されたのです。

 

RAIN DANCESの静かな「Tell Me」なんか良いんじゃないでしょうか。

 

この人は流浪のミュージシャンというか、キャラバン→キャメル→ハットフィールドへと転々としてるんですね。彼を追っかけて行ったことで、カンタベリーロックに入り込んだわけです。

 

最近はなぜか、初期のワイルドフラワーズのアルバムを聴いたりしてます。

 

そして、YESとクリムゾンのブルーフォードと彼をサポートしたハットフィールドのデイヴ・ステュアートと行きます。完全にドハマりしました。

 

デイヴ・ステュアートは、2009年の来日の時に握手までしてもらって、ま~手が大きかった!

ブルーフォードは、渡辺香津美がいっしょにやりましたね。数年前に渡辺香津美と握手してもらって、ま~なんて手が、小さくて柔らかいって感触でした。

 

ま~どんどん聴いていく音楽が広がります。

カンタベリーロックの音楽のおかげで、色んな音楽を聴いてるわけです。

 

さて、この本でもサラリと紹介されているリチャード・シンクレアの簡易的なCD-Rの音楽があるのですが、これがまず日本でも世界でも見つけることができそうになく、ある意味自慢というか、正直、私の宝物がこちら!サイン入りです。

 

 

 

教会のパイプオルガンで、リチャード・シンクレアが歌っています。夢のような音楽です。

 

そして、デイヴ・ステュアートは、ステュアート&ガスキンのこちらもCD-Rなんですが、「Henry and James」のRemixなんですが、音が違う!