これからの時季は、老化に伴いと言いたくないが、冷たいモノや、熱いモノを口にしたときに、歯に滲みるという厄介なことに出くわす。歯周病だとは思いたくないのだが。

 

これは何なのかと数年前に思い立ったのが、歯の磨き過ぎではないかと気になり始め、次にはほとんどの歯みがき粉には、研磨剤が入ってる訳で、否が応でも歯のエナメル質を削り落としているんだろうなと気づいた。

 

それならば、研磨剤の入ってない歯磨き粉があるんだろうかと探した。

 

見つけた結果、泡が立たない歯みがきに慣れてないせいか、最初はものすごい違和感があった。これを良しとして使っていると、今度は歯が白くなくなるというか、いかに白いことが研磨剤のお陰なんだなと痛感した。

 

使い分けるように心掛けるようになって数年が経つ。

 

最近になって、YouTube動画から重曹みがきをみつけた。

 

歯科医師さんのYouTube動画なら間違いはないだろうと見てるが、反対する内容としては、直に重曹の粉をブラシにつけて磨くことぐらいで、少量の重曹を水に溶かして口をゆすいだ後に、何も付けないブラシで磨くだけで、スッキリみたいな内容だ。

 

実践してみると、意外と○ステリン的なものがなくてもスッキリするもんだなと感じる。当然、特有の清涼感は全然ないから、スッキリの意味合いは違う。

 

歯の表面はツルツルして、口内の環境が清涼感のないスッキリといった感じ。すごく安上がりかもしれない。

 

確かに、モノを食べた後の口の中は酸性なので、それを重曹を溶かした水でゆすげば、重曹のアルカリで中和して、虫歯にはならない口内環境となるみたいだ。

 

これなら寝る前とかに歯みがきするのであれば、効果てきめんかもと普段使いにし始めている。この時季は、テレビのCMで○ュミテクトを目にする。

 

歯周病でもなく、歯がしみた途端に過剰に意識して、○ュミテクトを使うぐらいなら、重曹みがきで試してから判断しても良いだろう。

 

 

 

こんなことを言える私でも以前までは、歯みがきに対しては無頓着だった。

普通に歯は磨いてはいたにもかかわらず、歯茎がブヨブヨで、デンタルフロスを通しただけで痛くて、毎回血が出るような状況でいた。

 

むしろ血が出るのが当たり前だと思っていた。デンタルフロスをあえて通すから、血が出るんだよと強気に思っていた。

 

 

歯医者さんでうるさく言われ、やっと歯間ブラシやデンタルフロスを使うようになった。専用の薬とか歯みがき粉を使う頭もなく、毎回の歯からの流血は、3年は続いただろうか。洗面所が血の赤一色と化すのが当たり前で、驚くこともなかったし、いつまで出るんだろうかと見届けてやろうと思った。

 

今ではしっかりした歯茎になり、デンタルフロスを通しても血が出ることもないし、痛いと感じることもなくなった。

 

ということは、何も意識してなかったら歯槽膿漏になり、歯茎から歯が取れるような最悪な状況に陥ったに違いない。思うように噛めなくなれば、痴呆症になるリスクがかなり高くなる。

 

実際、老人施設を訪れたことがあって、その時の印象って、ほとんどの方がポリデントを常用していることがわかる。相部屋ならベッドの脇に置いてあったりとか。つまり自分の歯がなく、総入れ歯ってこと。

 

痴呆症にならない方は、自分の歯がちゃんとあってしっかりと噛んで食べている。これって若いから関係ないは、通用しないんだと感じている。

 

若い時から歯がなく、思うように噛めなければ、早い段階からということになりかねない。日頃の自己管理でしかない。

 

 

昔、周りにいた大人たちは、大方大酒飲みで身体を壊す人が多かった。

酒に溺れるというか。自分の歯の管理なんて当然ありえなく、歯はボロボロの印象だけが残っている。

 

歯が痛いのはどうしようもないのか、歯医者にだけはちゃんと行くみたいで、高額な治療費となり、総入れ歯となる。

 

 

自分はそこまで酒を飲まないから問題ないし、普通に歯は磨いているんだからと軽く思っていたが、歯の管理ってそう簡単ではないとあらためて痛感してる。

 

歯って恐ろしい。