こんにちは

朝シャワー浴びるのは体に良くないらしい
石田直也です。

いつもありがとうございます!!
これからもポチっとよろしくお願いします!!
↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

最近はLCCの発達で海外に行くのがかなり身近なものになってきました。最近ではシンガポール航空が出資しているスクートが就航し、成田とシンガポールを片道1万5千程度で行くことが出来るようになりました。世界に住んでいる人はたくさんいます。彼ら、彼女らはどうして海外に住むことを決めたのでしょう?またどんな生活を送っているのでしょう?
そんな疑問を解消してくれる大好評のこの企画

今回は
世界で活躍している日本人第三弾です。

カンボジアのアキラ地雷博物館でボランティアガイドとして働く傍ら日本人のカンボジアのボランティアをより活発になるように活動をしてらっしゃる川広肇さん

僕が前回ブログで紹介したアキラ地雷博物館に行った時偶然いらっしゃって解説をしていただいたんですが川広さんの説明は
本当にわかりやすい!
歴史好きの僕は少し感動していました。

その時は質問する時間がなかったので後日メールにて質問させていただきました。

本題に入る前に少し川広さんの紹介を


『あなたの国の好きなところは何ですか?』

川廣 肇
1954年1月1日生まれ58歳 岡山県出身 
大学卒業後東邦生命保険相互会社に20年勤務し、その後家業手伝いも含めいくつかの仕事を経験。岡山大学法文学部法学科卒。モットーは「軍事に拠らない国際貢献活動」


それではどういった経緯でボランティアをしているのでしょうか?
是非そちらにも注目しながら読んでください!


①どういう経緯で地雷博物館でボランティアガイドとして働くようになったんですか?
またなぜカンボジアなんですか?


私が50歳の時(2004年)、イラクで日本人人質事件と言うのが起き、その時人質を取ったイラクの武装勢力が人質の交換条件として日本政府に突き付けたのが「自衛隊を引き上げろ」との要求でした。この時日本政府が要求を突っぱねる為に用いたのが「自己責任論」でした。彼ら3人は日本政府が止めるのを聞かずに勝手にイラクに行ったのだから、日本政府が国益を損ねてまでも敢えて救い出す必要は無い旨の主張をする為に持ち出した理論です。これに多くのマスコミ、評論家が乗っかり、日本中で彼ら3人(高遠菜穂子さん、今井紀明君、郡山総一郎さん)とその家族に対する大バッシングの嵐が吹き荒れました。この時私は非常に腹が立ちました。彼ら3人は自分の利益の為でなく、人の為に危険を顧みずに国際貢献活動をしている、そんな志の高い若者3人が何故批判されなければならないのか、こんな事をしていたら彼等に続こうと言う若者達が萎縮してしまって誰も海外に出て行かなくなってしまうではないか。そう思った私は、口で言っているだけでは何ら説得力が無いので、自分が年を取ったら自ら海外へ出て国際貢献活動をしてやろうと決心したのです

その時思ったのが地雷撤去活動でした。地雷の事はそれ以前からテレビや本で見ていて関心が有りました。そして当時は地雷と言えばカンボジアとの認識が強かった為、定年後にカンボジアに行って地雷撤去活動をしようと決めたのです。そしてその後、定年まで待っていては身体がどうなっているか分らない、元気な内に行こうと思い直し、57歳になったら出て行こうと決めました。そして昨年57歳になったので出て来たと言う訳です。

『あなたの国の好きなところは何ですか?』
初めはそういう訳で地雷撤去活動をするつもりでしたが、個人では何も出来ないので何処かの団体に入ろうと捜したところ、「JMAS」と言うNGO団体に巡り合いました。しかしここは自衛隊OBが作った団体で、私の様な一般人は加入できない為諦め、直接地雷撤去をしなくても何らかの形で地雷に関わる仕事をしようと思い直し、改めて別の活動を模索するところとなりました。そんな時、一昨年、下見のつもりで農業支援のボランティアツアーに参加してカンボジアを初訪問した時訪れたのが「アキラ地雷博物館」でした。それまではアキラ氏の事も博物館の事も全く知りませんでしたが、その時買って帰った『アキラの地雷博物館とこどもたち』(三省堂)の本に非常に感銘を受け、このアキラ氏の手伝いをするのもやりがいのある仕事だなと思いました。しかし、まだ他にもやるべき事が有るかも知れない、とりあえずカンボジアに行って捜して見ようと思い、去年の3月30日に出て来た後3ヶ月間はいくつかのNGOや個人を訪ね話しを聞き、その結果やはりアキラ氏の手伝いをしようとの結論に達し、7月にアキラ氏を直接訪ねボランティアガイドをさせて欲しいと願い出た訳です。


②アキラさんを尊敬している、というのはお話の中で強く感じられたのですが
特にどういったところを尊敬しているのですか?



『あなたの国の好きなところは何ですか?』

アキラ氏はクメールルージュによって少年兵に仕立て上げられ、10歳から20歳迄の10年間をずっと戦争に明け暮れ、その中で地雷を埋め、大勢の人を殺し傷つけて来ました。その償いの為に20歳以降今日に至るまで地雷を掘り続け、地雷博物館を運営し、地雷の怖さ、戦争の悲惨さを訴え続けて来ています。アキラ氏と同じ様な境遇だった人はこの国に数多く居ますが、しかし同様の活動をしている人は他には一人として居ません。
私利私欲では無く、あくまで他人の為に、この国を平和な国にしたい、地雷被害に会う人を無くしたいとの思いだけでこういう活動をしている訳です。そこに惚れ込みました。


③海外で働く、ボランティアをすることのやりがいを教えてください。
また特にうれしかった話があれば教えてください。


今私がやっている事は勿論アキラ氏の為ですが、それと同時に我々日本人の為でもあります。アキラ氏を支援する事によって我々日本人がカンボジアに対する支援をしている、民間人による国際貢献活動を日本人がやっているのだと言う事を世界の人々に示す事が出来ます。自衛隊を派遣する国際貢献活動では無く、非軍事の国際貢献活動を日本人がやっている事を世界に示すチャンスだと思っています。やれる事は限られていますが、小さいながらも確実に日本人の足跡を、ここカンボジアに残す事が出来ると言うのがやりがいです

大勢の日本人が博物館を訪問してくれ、今まで日本に居た時には知らなかった数多くのボランティア活動家の話が聞けて、大変勉強になります。特に若い人々が何らかの形で人の為に役立ちたいと考えている姿に接すると、非常に嬉しくなります。

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

④逆につらいこと、大変だなと思うことはありますか?

特に有りませんが、まあ、病気になった時には少々不安になります。


⑤カンボジアの好きなところは何ですか?

物価が安く、食べ物が美味いこと、果物が豊富なこと、自然が豊かなこと、子供たちの笑顔が素敵なこと、大人が優しく親切なこと、家族や地域との絆が深いこと、などです。


⑥日本の好きなところは何ですか?

四季が有り、折々の花や木に彩られ、自然が美しいこと。
歴史に育まれた豊かな芸術や文化が有ること。
名も知れぬ一般人の中に、気高く立派な人が多く存在すること。
ボランティアを志す人々が、少しずつ増えて来ていること。


⑦最後にこのブログを読んでいる方にメッセージをお願いします

『あなたの国の好きなところは何ですか?』

アキラ氏と地雷博物館に関心を持って頂き、それをきっかけとして日本の戦争や平和について考えて頂けると、大変嬉しいです。
また、『アキラ地雷博物館・日本人応援団』に加わって頂き、アキラ氏に対する支援をして頂けたら大変ありがたいです。


川広さんありがとうございました。最後に出てきた『アキラ地雷博物館・日本人応援団』というサイトのURLはこちらです→『アキラ地雷博物館・日本人応援団』
日本人である我々の活動を目に見える形にしていこうというプロジェクトです。

川広さんの自分のやりたいことをやりきる所、すごくかっこよかったです。
また、川広さんの説明はものすごく分かりやすく、知識量も豊富です。もしアキラ地雷博物館を訪れた際に、川広さんがいらっしゃったら是非ガイドをお願いしてみてください。


この下に出てるバナーをクリックして応援してください!!!
1か月後には世界一周ランキング50位以内に入りたい!!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

(バナー変えてみました。顔の形がナスに似ていると言われるので笑)

WESYMというクラウドファンディングのサイト/に出てます。是非応援してください!! 旅の詳細も出ているので詳しくは下をクリック!!

「世界中の人々と出会って旅行記の出版を目指す大学生、 石田直也に力を貸してください。」

facebookページに写真いっぱい載せてます!!
「what do you like about your country」