ニュージランドで使うための携帯の設定変更をすっかり忘れていた父。
酔っ払って電話をよこしてこんな言い訳してました。
「ハローゥ。ディス・イズ・ダーッド。
 いやー、すっかりなじんでキーウィーになっちゃってたもんで、設定変更のこともマニュアルがあることも頭からすっぽり抜け落ちてたよ。はははははは。」
はいはい、英語は日本への電話で無駄遣いせずに、現地の人に使うようにしてください。

さて、ニュージーランド人は自分たちのことを国を代表する鳥にたとえ、kiwiと呼びます。
kiwiは羽が退化した飛べない鳥ですが、世界に羽ばたいたkiwiもいます。
というわけで、今回は世界を股にかけて活躍する俳優のお話。

前回ご紹介したニュージーランドの首都ウェリントン出身のもう一人の有名人。
それは、俳優のラッセル・クロウです。
映画「クラディエーター」でアカデミー主演男優賞もkiwiなのです。
そう言われてみると、そこはかとない田舎くささが漂います。
(ラッセルファンの方ごめんなさい。
せっかくのアカデミー主演男優賞受賞の場でも、なんだか微妙にリーゼントな髪型だったりして、そのダサいファッションが映画誌でもいじられていました。
個人的に、「L.A.コンフィデンシャル」での彼の演技の方が好きだったりします。
最近ではあまり名前を見かけていませんが、ちゃんと仕事してるのでしょうか。
私服のセンスがないスターって、なんとなく母性をくすぐるところがあると思うのは、私だけでしょうか。

そして、ニュージーランドゆかりのスターがもう一人。ニコール・キッドマンです。
彼女はオージーですが、kiwiたちにとっては「我らのニコール・キッドマン」なのです。
彼女が銀幕デビューを果たした「デイズ・オブ・サンダー」は、トム・クルーズの主演作品。
当時まだオアセアニア地区を中心に活躍するモデルだった彼女をトム・クルーズが抜擢したことを考えると、彼には先見の銘があるのではないかと思わせられます。
離婚しちゃいましたけど、ニコール・キッドマンというすばらしい才能を発掘した功績は称えられるべき。
ニコール・キッドマンがオセアニア初のオスカー女優かと思いきや、実は「ピアノ・レッスン」で助演女優賞を獲得したニュージーランドの少女アンナ・パキンが初めての受賞でした。
彼女は当時まだ11歳で、オスカー歴代二番目に若いオスカー女優なのだそうです。 kiwi、あなどりがたし、です。

それにしても、ニコール・キッドマンは顔で損をしていると思うのは私だけでしょうか。
あまりにも美しすぎて、演技のうまさがかすんでしまっている気がするのです。
ようやく勝ち取ったアカデミー主演女優賞は、つけ鼻をして挑んだ役。
彼女の美貌が隠されて初めて演技が認められるなんて、皮肉なものです。

次は、ニュージーランドの南島の街クライストチャーチをご紹介します。

merino