こんにちは。ぼーんぐんです。


日テレ系で毎週火曜日に放送されているテレビ番組「カズレーサーと学ぶ」をご存知でしょうか。


"少々難解だけど理解をすれば人生が少し変わる"といったテーマを毎週取り上げて、最新の学説を専門家から学ぶ教養番組です。


6月初めの放送回テーマは「頻尿」。


案外知らないことが多くて大変勉強になった放送でしたが、みなさんもご覧になっていたでしょうか。





少し紹介しますと、


私がまず驚いたのは「頻尿」など尿トラブルは中年以降の悩みとばかり思っていましたが、さにあらず。今や20代の若い世代でも急増中だということです。


実に20代の 5人に1人の割合が「頻尿」だと言いますから時代は変わりましたね。


もちろん現代はストレス社会です。


過活動膀胱、メンタル心因性、カフェイン摂取が多いなど、その原因や背景は様々ですけどトイレが近いのは誰しも困る大変な問題です。


頻尿症状の一例として上がったのは、人がトイレに行くと自分も行きたくなったり、症状が悪化すると水の音を聞くだけで尿意を催すこともあるということ。


更に酷くなると、途中で尿意を催すからという理由から、3つ以上の駅を越えて電車に乗ることができない人までいると聞きますから深刻です。


みなさんも身に覚えがありませんか?


そもそも人は起きてから寝るまでトイレの回数は8回程なんですって。そして就寝中は行かないのが普通です。


それは膀胱が1度に3〜400mlの尿を貯めるだけの容量があるからなんです。


私などはお茶好きが災いしているのか毎日10回は必ずトイレに行く自信があります。


健康な人は貯まった尿を21秒で排尿する測定結果がありますので、比較の意味でご自身のタイムを計測される事をお勧めします。


そのご自身の測定結果が21秒よりずっと短い秒数なら「頻尿」の恐れがありますし、逆に30秒以上あるようなら膀胱腎臓トラブルの恐れがあらということですからどうぞご用心ください。


また夜間は一回でも尿意で起きるようならば立派な夜間頻尿と定義されるようです。


残念ながら私は夜間頻尿の自覚があります。


特に冬場、冷え込む朝方には必ず尿意で目が覚めますから他人事ではないんです。


だからといって尿意もないのに度々トイレで絞り出そうとする習慣は更に「頻尿」を悪化させる恐れがあるようですから改めなくてはなりません。


先に触れましたが人の体には3〜400mlの尿を貯めることが出来るんです。


にも関わらず少ない尿量で度々トイレに通うと、やがて膀胱は少ない尿量でも体のセンサーが誤解して尿意を感じるようになってくるというから不思議です。


良かれと思った習慣が、逆に「頻尿」を加速させては意味ありませんね。


ではどうするのがいいのか。


自然に任せ多少我慢もしてみるのが良いと言います。体に備わった自然のセンサーに従うのですね。


加齢などにより体の機能が弱って頻尿になるケースもあります。腎臓が弱っている場合もそうです。


私たちの腎臓は毎日150リットルもの原尿をろ過しているそうです。その99%は体に再取り込みされるので、実際には残り1%が排尿されるんですけど、腎臓の働きが悪くなるとこの再吸収する割合がどんどん少なくなるんですね。そうすると排尿する量が増えるんです。


他には足の筋肉弱っている場合もそのようです。


日中ふくらはぎが浮腫み貯まった水分が、就寝時体を横たえることで尿意に繋がることがあるんです。


このように「頻尿」の原因は様々ですからしっかり見極めるためには専門の医師と相談することが大切なのでしょう。



「飲んだ水は尿になるまで3時間」と言います。


これからの季節、就寝前の適量の水分補給が欠かせませんが、それが原因で夜間頻尿となり目覚めてしまうのはやむを得ません。


「頻尿」があるからといって、自分自身や日常生活に否定的にならず、ポジティブな姿勢を保つことが大事です。


症状を和らげるために食事内容、排尿のタイミングなどの他の日常生活を工夫すればいいんですから。


要するに不安にならず視点を変えること。


私のような夜間頻尿も視点を変えれば、尿意で目覚めず寝具を汚す事を思えば、大分と助かりますからね。大したことではありません。


今や誰もが可能性のある「頻尿」


まずは自分を知ることから。


そして手っ取り早く知る手段は?


もう知ってますよね。"基準となる21秒の排尿タイム"を一度お試しになっては如何でしょうか。