こんにちは。ぼーんぐんです。


私には窓から見える外の景色をもとに天気を占う特技があります。


例えば今日の天気は晴れ!と言い当てました。


ではどのように占うか?


それは今朝の場合、遠くに見える煙突から出る白煙が真っ直ぐ上空に立ち昇っていたからわかったんです。


今朝のような気温が低い日には決まって白煙がでますが、その煙が真っ直ぐ空高く登っているのは上空まで無風だということを表しています。


そしてそんな日の天気は"晴れ"なんですよ。


これホントの話。昔の人の知恵なんですけどね。





日本の天気予報は、今でこそ気象衛星のおかげで精度の高さを誇りますが、ひと昔前の予報と言えば外れることも多くて当てにならないものでした。


その経験からか子供の頃から空を見上げて天気を占う癖がついたんです。


雨が降るのか降らないか。経験から湿度や雲、風の向きで何となく分かるようになってくるから不思議です。


それでも急な雨天に見舞われることもありますから次第に普段から雨に備えるようになりました。


以来私の通勤バックには常に折りたたみの傘が入っています。


どんなに天気の良い日でも持ち歩いています。だから夏場の急な夕立もへっちゃら。雨を恐れなくなりました。


私の備えは傘以外でも万全です。


カバンの中にはノート、筆箱、老眼鏡は必需品ですが、他にも備えの品が沢山あります。


例えば爪切りや体温計も持ち歩いているんですよ。凄いでしょう。


商談前。伸びた爪ではいけませんよね。身だしなみをキチンと綺麗に整えるのはエチケットですから。


そして痔主ならではの備え物もあります。


塗るタイプの"ボラギノール"!コレ助かるんです。同士の方はわかっていただけるでしょう。


商談の経験を積むと、煙突の煙で天気がわかるように、得意先の機嫌の具合も表情や仕草から読み取れるようになってきます。


どんな困り事があってこの質問をしてるのか、

どんなシーンで使う資料なのかなど、


得意先の発する言葉の後ろに隠されてる本音が分かるようになるんです。


相手の本音がわかるから、こちらが芯を食った返答をすると機嫌が良くなります。このノウハウも経験がなせる技。先人からの教えの中にヒントがあるんです。


普段の付き合い方、近しい関係性の維持が本音を読み解く近道なんでしょう。


天気の予想、得意先の本音と、経験を重ねる中で徐々にスキルを身につけられる反面、予想の難しい相手もいます。


それは誰だと思いますか。


実は家内。なかなか難敵なんです。


何を訴えたいんだろうと話に向き合っても、終わりの見えない家内の話に次第に焦れてきたりします。


右へ行ったり左に行ったり話が飛ぶこともしばしば。挙句結論を急がす始末となり家内の機嫌を損ねてしまうんですよね。


辛抱が足りません。


また相談に乗ってくれと言うので真面目に意見すると、違うと怒られてしまうこともあります。


何故かとよくよく聞いてみると、実はもう家内の中では結論があってその話を聞いてもらいたかったんだと言う。


うーん難易度が高すぎる‥。


私の課題は、いかに焦れずに家内の感情に寄り添うことができるか。家内の話を想像力豊かに聞き、その同じ視点に立てるかがポイントなんです。


あぁ素早く家内の気持ちに寄り添える術はないものか。煙突の白煙で天気を言い当てるように単純化できないものかと考えるところです。


まだ私は修行が足らぬ未熟者のようです。


ぜひ先達のみなさんの知恵をお授けください。