自分で勉強する。自主学習をする。
結局これ以外、確実に成績を上げる方法はない。・・と思う。

もちろん自分で勉強したら、ただがむしゃらにやれば良いというはずもなく、正しいやり方での学習が必要である。
例え短い時間でも、正しいフォームで学習する。目的意識をもって机に座る。

これは、何にでも共通する当たり前の話で、野球の素振りをメチャメチャな自己流で1000回するよりも、正しいフォームで10回する方が効果があるように、正しいやり方での30分の自主学習はただ闇雲にやる3時間のそれよりも効果は上がる。

家庭教師の仕事とは、この正しいやり方を教える、コーチする事である。実際の勉強を見なければならないのであれば、それは断片的にならざるを得ないし、完璧に指導するには時間が足りなすぎる。ただ週に一度解らないところだけを指導する家庭教師、それは自己満足でしかなく、生徒も根拠のない安心材として雇っているのである。
 成績で悩んでいる子に対して家庭教師ができることは何があるだろう?
与えられた時間内で、最大の成果を出すためには?

今の家庭教師の契約は週に一回の指導で主要5教科全ての成果を出さなくてはならない。
これは一見無茶な事に見えるが、実はそうでは無いと思っている。やり方、指導方法によっていくらでもできると思うし
また、今までも成果を出してきた実績と自信もある。

例えば、指導時間内で問題を解かせる、これは論外。問題を解かせている間、教師はただ見ているだけだから。
もちろん、問題の解き方、プロセスを見てそこから、その子の弱点や、間違った考え方を指導できるという考え方もあるだろうが、これは実際に不効率だ。

 では宿題等で問題をやらせておき、解らなかったところを指導する・・・これもあまり効率的とは言えない。

では最も効果的な指導法は・・?

「花子ちゃん、来週からテストだねえ・・?」

「今回、手応えは??」

「・・・がんばる!」


2ヶ月半の指導の成果がどう出るかなあ~。
来週から兄の太郎の指導も始まる(^_^)v



 予習復習が大事なことは言うまでも無いが、科目によって予習が大事なのか、復習にウエイトを置くべきなのか変わってくる。例えば英語で言えば予習していないと授業を受けても価値は半減する。数学の場合はどちらかと言えば復習よりだと思う。

 予習復習にどれぐらい時間を割くのか、またどのようなやり方でやるのかを考え、それを習慣づけて行かなくてはならない。ただ闇雲にやったのでは時間はいくらあっても足りない。以上のようなことを考え、目的意識をもって取り組めば、中学生1・2年生だと毎日大体、もちろん個人差はあるが、20分程の学習で十分90点以上は取れるようになる。もちろん5教科ともだ。

「花子ちゃん、数学の授業がある前の日は、とりあえず問題だけでも解いてみよう。」

「解らなくても全然いいからね、一度明日やる問題を考えてみよう」

 一度でも考えた問題と、全く初めて見る問題では、例え答えがさっぱりわからなくても、授業でのその問題の理解度は比べものにならない。中学数学の予習にあてる時間は5分でも構わないのだ。
「花子ちゃん、数学はできるんだねえ~」
「うん、この問題はえっと・・y=2を代入して・・」


おっ・・この子は数学に関してはセンスがあるなぁ。今の数学が70点ぐらいだから、まずこれを90点ぐらいまで伸ばして自信をつけさせよう。そしたら他の教科にも良い影響がでるやろ。

「花子ちゃん、毎日の数学の予習と、復習にもっと時間を割こうか」
「今どれぐらいやってる?」

「全然やってないよ」

「・・・・・・」

来週は家庭教師センター指導の三者面談がある。
「じゃあ苦手な英語から見てみようね」
「テストの結果もう一回持ってきてくれる?」

「はい」

まだアルファベットとか、発音記号の問題か・・って・・アルファベットがわかってないのかよ!!??

「花子ちゃん、ローマ字は小学校の時習わなかった?」
「ううん、転校したら、もう既に終わってたの。転校する前は習ってなかったのに」
「そっか、だからアルファベット書けないんだね」
「特別に教えてもらえなかったの?」
「教えてもらってないよ」

ほったらかしかよ~。これじゃあ発音記号とかわかるわけないよなあ~。

夏休みも終わり、二学期も始まろうという時、花子はまだアルファベットが書けないのであった・・

「テストの結果とかある?」
「うん」
「ちょっと見せて?」
「はい」

「・・・・・・」

こりゃひどいなぁ・・中学一年生で英語が24点で、国語が47点、理科社会も40点台かぁ。数学がまだましで71点。
こいつはマジで本腰入れてやらないとどうにもならんな・・。

中学一年の花子(仮名)の最初の家庭教師が2ヶ月ほど前から始まった。あと、中三の兄も指導することになっている。
「勉強嫌い?」
「嫌いじゃないけど、点数とか友達に見られるのは・・嫌」
「そっか、でも大丈夫、大丈夫!!胸を張って友達にテストの点数見せれるように頑張ろうね!!」

「あと、お兄ちゃんってどれぐらいなのかな?」
「わかんない」
「そっか。花子ちゃんの家庭教師としてこれから週に1回来るから、頑張って勉強しようね!」
「・・・・・はい」

っていう感じで家庭教師花子ちゃん指導がスタート。このブログで指導日誌とします。